アメリカの斬首作戦は見せかけで、戦術核も選択肢のポイント!それでも米国から離れるな!
私には頭浮かんだことの中には書きたくないことでも書かなければならないと心が叫ぶ事もあれば、書きたい思いがあっても書いてはいけないと心が叫ぶこともあります。
書こうかと思ったことの二割も書けませんし、今日のように書きたくないことでも書くしかないと思う日もあります。
アメリカによる北朝鮮に対する斬首作戦あるいは先制攻撃による強制的体制交代の可能性が低くなりつつあることを先日指摘しました。
アメリカ政権内部の事情、韓国、日本の反対、そして北朝鮮が無謀な暴発をしなくても韓国に親北政権ができることが確実なことなどがその理由です。
そのような私の分析に対して戦争の危機が遠のいたことに当座はホッとされたというご意見をいただきました。
正直複雑な気持ちでした。すると最近のブログ記事では米韓の斬首作戦に肯定的と思える意見が目につくようになりました。それはそれで納得するのですが、ことはそう簡単なものでないだろうと思います。
二代目王様と三代王権アベルカインである亨進様、国進様はトランプの勝利による第三次世界大戦の回避を非常に喜ばれました。
そこで私達は韓国の審判も深刻な事態は避けられるのではないかと期待をしました。
それはどのような審判なのか・・・まだよくわかりませんが、私の頭の中には昨年八月に直前亨進様、国進様に質疑応答をしていただいたときのお答えを思い起こすしかありません。
そのときの国進様のお話は韓国はイスラエルと同じような運命を辿るだろうということ、そして多くの犠牲が出るだろうと言われました。
全人類の二割とか、摂理的中心国家では五割、六割、七割・・・といった犠牲が出るだろうと語られたのです。
そのことを考えてみるとどうしてもそれは韓半島を中心として核戦争となる第三次世界大戦しかないなと感じてきました。
そこへトランプの勝利で世界大戦は回避できたと喜ばれたのです。そのときの二代目王様の様子から、犠牲が出ると言いつつどれほど深刻に戦争を心配しておられたかわかりました。
そのときの第三次世界大戦の相手はロシアがでした。つまりヒラリーとプーチンなら戦争、プーチンとトランプなら相性もよく(もちろん相性だけではないでしようが。)戦争は回避することは間違いないということです。
ところが北朝鮮の金正恩はプーチンとは全く別な存在です。つまり韓半島での戦争は避けられるとは限らないということです。
ところで原理講論では第三次世界大戦は必ず起らざるを得ないと書いてあります。それが理念による戦いとなるかそれが難しいならば武器による戦争になると明らかに書かれています。
そして神側が必ず勝たなくてはならないと書かれています。韓国に容共政権ができればもはや理念による決着はあり得なくなります。
すると武器による決着しかありません。
そこでどれだけ犠牲を少なくできるかが問題となるかということですが、犠牲が少ない方がいいとばかりとは言えないということです。
なぜならサタン分立の蕩減条件を満たしているかがより重要な問題となりからにほかならないからです。
その意味で、金正恩とその体制を除去できれば良いのではなくてそれによってサタン分立の蕩減が満たされるのか?ということが問題です。
もし、トランプと一体化した韓国という条件があれば、僅かな犠牲で済むでしょうが、その条件が充分でなければ、斬首作戦は見送られることとなることを私は本当は言いたかったのです。
マティスもティラーソンもトランプもあらゆる選択肢を排除せず、テーブルに載せて北朝鮮の挑発に対応すると明言していますし、繰り返し述べています。
私は今さまざまにとり沙汰されている軍事行動は奪首作戦のほかいろいろですが、その選択肢のなかに、私は当然「戦術核」つまり核兵器の使用もあり得る!と思っています。
北朝鮮の本部つまり金正恩の隠れ屋、あるいは隠された核弾頭などを含むミサイルなどを正確にピンポイントで分からなくても、その辺りに核攻撃をすれば被害は大きいでしょうが確実に対象を破壊、除去し、ひいては韓国、日本を守ることができるでしょう。ですから、斬首作戦とは見せかけみたいなもので、より強力な手段が本命とみます。
しかし、同盟国の韓国、日本はもちろん反対します。そこでアメリカとしては最大限北朝鮮に圧力をかけて、その暴発を誘い、やむをえず反撃したとするしかありません。
アメリカははっきりと言って一刻も早く北朝鮮の脅威を除去したいと考えています。
しかし、韓国、日本、中国などはそうではありません。
日本では最悪の事態といえば軍事衝突とか戦争です。
しかし、アメリカにとっては、最悪の事態とは軍事行動ではなくて、北朝鮮の脅威が野放しにされて時間が経つにつれてその脅威が肥大化して取り返しがつかなくなる事態を招くことです。
そこで止むを得ず反撃という形で金正恩の除去するつまり軍事行動をとります。
(アメリカは過去多くのその類の仕掛けをしています。たとえば第二次世界大戦で、日本と決着をつけるため、わざと真珠湾攻撃をさせて厭戦気分の国民世論を変えて対日戦争を仕組みました。不意打ちをした日本は卑怯だというわけです。日本は攻撃の数時間前には宣戦布告をして決して不意打ちを食らわせたのではありませんが、どういうわけかその電信文を届ける配達員が届けず、宣戦布告の電信は真珠湾攻撃までに到着しなかったという方便?を言っています。あくまでも“なぞ”ということになっています。アメリカは日本の暗号電信はほとんど傍受し解読しています。真珠湾攻撃も把握していた可能性は濃厚です。外交、戦争とはかくも厳しいものです。)
たとえば、このまま韓国に容共親北、従中政権ができて、サード配備が中止、撤去され在韓米軍撤退すれば、韓半島は一国二制度のもと統一されます。統一されなくても韓国の金(キンいや“かね”)は北朝鮮に流れます。
いずれにせよと韓国の経済力は北朝鮮のミサイル開発に利用され、確実にアメリカ本土を標的とする大陸間弾道弾、さらに潜水艦搭載発射可能な核ミサイルも完成し、アメリカはその脅威にさらされます。それはアメリカにとっては致命的に国益を損ねます。
そうなる直前アメリカは徹底的に韓国(つまり指導部のいるところもしくは作戦本部、さらに核関連軍事施設など)、もちろん北朝鮮を叩きます。そのときはソウルは間違いなく火の海となり、韓半島はアメリカにつくものと北朝鮮につくものに別れ、内乱となるでしょう。つまり韓国は文字通り消えるといっていいでしょう。
私はそのとき多くの韓国聖殿も犠牲になるかもと、思っています。
1945年から七年間で天一国はできるはずでした。クリスチャンの失敗で韓半島は分断が固定化し、韓国動乱が起こりました。韓オモニと家庭連合の失敗はそれ以上です。それ以上の蕩減があっても不思議なことはありません。
いつかは決着をつけねばなりません。
そのような戦争を避ける道はありますか?
ありますが、今考えられるものは戦争よりももっと大変な事態が来ることが予想されます。
そのことはいずれ触れるときが来れば、書くつもりですが今は書きたくはありません。
結論です。
北朝鮮寄り、また中国寄りになるということはアメリカと遠ざかり、やがて、北朝鮮、中国をと取るか!アメリカを取るか!の選択を迫られます。そのときアメリカを取ることはかなり難しいのです。二代目王様の言われる通り絶対にアメリカから離れてはダメです。トランプ、マティスから離れるな。たとえどんな強硬な手段をアメリカが取る(貿易通商外交問題も含めて)としても韓国をトランプが離さないようにしなければなりません。