明日、いよいよ韓国の運命が決定されます。あの左派政権となればどうなるか?
明日はいよいよ韓国大統領選挙です。
韓国聖殿の皆様本当にお疲れ様です。
結果は奇跡を信じて待つしかないのですが楽観視は全くできません。
形勢は保守派の洪準杓が追い上げていますが、文在寅候補が圧倒的に優勢です。
韓国民は文在寅候補を選ぶでしょう。
しかし、彼は朴槿恵前大統領以上に悲惨な大統領となることでしょう。
もし、彼が大統領になれば、ためらわず、北朝鮮は六度目の前核実験を行うことでしょう。
アメリカは激怒し、空母カールビンソンだけでなく横須賀で修理中のロナルドレーガンさらにアメリカ本土から空母を向かわせ、まさに臨戦体制となる可能性が高い。
しかし、ここで文在寅大統領は身体を張ってトランプ大統領を止めます。
南北国境線にソウルに届く長距離砲を一千門、ロケット砲、スカッドミサイルなどを揃えてアメリカの先制攻撃があれば即、火を噴きます。
それを米韓両軍が破壊して行くでしょうが、少なくとも数千から数万発の砲弾などがソウルを火の海にする可能性が強く、一千万以上のソウル市民に多くの犠牲が出ることでしょう。
盧武鉉政権下で金正日は初めて核実験を強行しました。韓国政権が、北朝鮮に刃向かうことはありえないと端(はな)から見くびっていました。
戦争だけはしたくないとアメリカに訴え、北にしがみついていくと考えています。
今回も同じ結果になるでしょう。しかし、アメリカは今回は違います。
まず中国が石油のバルブを絞ります。しかし北朝鮮はロシアから高い石油を買うでしょう。
またロシアは今回就航の決まったあの万景峰号が戦略物資や核関連資材までも北に送るかもしれません。
もちろんアメリカはロシアにも協力を要請しますが、代わりにウクライナ問題での経済制裁の解除や緩和を求めてきます。反対するヨーロッパとアメリカに亀裂が入る可能性もあります。
アメリカは韓国大統領の反対を押し切ることはできないでしょう。
もし強行すればそして犠牲が大きければ、アメリカは韓国大統領と韓国国民を敵に回すことになります。もしくは韓国が分断され、国民のかなりをそれこそ北や中国に追いやります。
アメリカそれを見越して中国を動かし、また北朝鮮との対話を試みています。
もはや韓国の保守派に期待さえも抱いていません。
トランプ大統領はサードの運用開始に前後してサード配備の費用を韓国が負担すべきとツイッターで発言し、約束が違うと韓国から反発を受け、左派が有利となりました。
すぐに米政府高官が打ち消しましたが、韓国世論に配慮がないことを意味しています。
さらに投票日数日前になって金正恩委員長を持ち上げ、米朝会談の可能性に言及してさらに保守派を窮地に立たせています。
その後のテレビ討論で洪候補が文在寅候補に金正恩を排除すべきと迫った時、文候補はアメリカも対話を言っているではないかとやり返されました。
トランプ大統領はそしてアメリカは世論を重んじる立場です。韓国世論も対話に完全に傾いていると判断しているのだろうと思います。
トランプ大統領は保守派をもはや眼中に入れていないのかもしれません。(まことに残念です。)
それではトランプ大統領は韓国を見捨てるのかというと今のところすぐにはそうはならないと思います。
もし北朝鮮が核実験を強行するなり、大陸間弾道弾発射などをすれば、アメリカは強烈に北朝鮮と韓国に圧力をかけ、大統領と国民にアメリカを選ぶか、北朝鮮を選ぶか、迫ることになるかもしれません。
韓国世論は深く分断されます。ズタズタに引き裂かれることになります。
トランプ大統領のアメリカファーストを持ち出すまでもなくアメリカは自国の国益が最優先です。韓国世論がアメリカに守ってもらいたいのか、それならば、アメリカに従えとなります。
アメリカは自国本土に届く核ミサイルすなわち核搭載のICBMを金正恩が手にすることは自国の存在を脅かし、その国益を完全に失わせると考えています。
アメリカは最終的に中国と手を結んで北朝鮮を脅すと同時に中国、北朝鮮と取引をする可能性があります。
それは中国を背景にした韓半島の平和的統一です。
その代わり北朝鮮の非核化を約束させて、中国を仲立ちにして平和条約の締結すら考えるかもしれません。
あくまで戦争を回避し、とりあえずの平和を守るならば、そのような道しかないでしよう。中国を選び、同民族というアイデンティティで北朝鮮とも同調してやって行くとするならば、それは韓国民が選ぶことです。
今のアメリカは自国の国益を守るのであって、韓国人が自国民の道を選ぶことにそれほど強い関心があるもしくは干渉しようとするとは思えません。
その時、韓国民はどう選択するのでしょうか?
完全に分断されます。軍部のクーデタもありうるでしょう。内乱?といった状況もあるかもしれません。それはおそらく来年でしょうが、最終的に戦争状態になるかもしれません。
韓国民は在韓米軍がいる限り、北朝鮮は攻めてこないと思っています。
しかし、アメリカは北朝鮮からの核ミサイルの脅威が消えるならば、在韓米軍の撤退もやむを得ないと判断する可能性はあるでしよう。
韓国がアメリカと組んで北朝鮮に圧力をかけるすなわち核ミサイルの脅威に対して戦争も辞さないという強い態度に出れるかどうかが問題になります。
日本は当然韓国にそのような強い態度と体制を求めてアメリカ、韓国に説得していくしかありません。
もし韓国が北に同調して、アメリカが撤退すれば、北と中国の工作の対象は日本になります。