トランプとそれに反対するマスメディアの戦いについて。
数日前にBSジャパンで日経プラスという番組(小谷真生子がキャスター)を見ているとトランプ例によってトランプ大統領のやり方を批判する意見を紹介していました。
米国の有力紙のフィナンシャル タイムズのニュースエヂイター(編集者)のピーターフリューゲル氏の語る映像を数分間流しました。
それをひとまず取り上げて考えてみましょう。
まず彼はトランプが主流メディアと呼ばれるマスメディアすなわちマスコミと激しく対立し、あるいは相手にせず、ツイッターを始めとするSNS(ソーシャルネットワーク)やフォックステレビやバノンの主催していたブライトバードニュースといったインターネット・メディアを活用して発信して、成功を収めました。
これを事実としてこのマスメディアの中枢にいる人物は肯定しています。
トランプのソーシャルネットワークの活用は戦術として成功したと言います。
歴史的にもフランクリン・ルーズベルトはラジオという国民に直接話しかけるというやり方は賛否が分かれ物議を醸したが、成功しました。
またのちのケネディ大統領もテレビの活用をうまくやってテレビ映りでニクソンを圧倒して逆転勝利を収めました。
だから彼の手法は有効であると認めています。
けれども国を二分し「世界秩序」が崩壊するという不安を増幅させるというのです。
ここからが間違っています。大衆は考える力が弱いので、私達マスメディアなり、リベラルな世界の平和秩序を守るのは自分たちで大衆ではなく、彼らは無知でトランプに扇動されていると言いたげです。
それでは彼らの都合の良い「秩序」を守りたいだけです。
サンクチュアリの方々は似た経験をされていませんか?
そうです。情報をコントロールして、幹部たちの都合の良い「真実」のみを伝え、管理しようとする家庭連合のやり方と同じなのです。
私自身もその側にいたことも事実だし、またそうであるがゆえ彼らのやり方はよく知っています。そしてこの結果をもたらしました。
話を戻します。マスメディアの代弁者であるフリューゲル氏はさらに続けます。
共和党支持者の9割近くがトランプのメディア批判を支持していると指摘しています。(ジャーナリストの小森義久の指摘では九割五分だそうですが)共和党のほぼ全てがトランプ支持者だと認めておきながら、トランプは自滅するだろうと話を続けています。
ありえない話しです。自らの希望を述べているに過ぎません。
なぜ自滅するだろうという根拠があるか聞いてみましょう。
その根拠はトランプに反対する民主党や無党派層もほぼ同じようにトランプに反対しているからという理由です。
トランプ支持者はほぼ国民の4割です。民主党もそれに近くはあるでしょう。残りは無党派層もしくは少数党でしょう。
だから、ある法案を通すには過半数の支持が必要だから、何事も決まらない。というわけです。
ここからがおかしいのですが、それがいつまでも続いてやがて自滅するだろうというのです。
もし国民に自明のことならば、議論そのものが必要なくなります。
国民はしっかりトランプやその支持者のいう話と反トランプの言い分を聞いて判断して、トランプがより正しいと判断すれば、そのように行動して決まるものは決まるでしょう。
つまりマスメディアは自分たちの相手である大衆を信じてはいないのです。自分たちが反トランプを煽って失脚させようとする意図が見え見えです。
トランプ支持者は4割ですが、もう一度投票するならば、96%がトランプに投票すると答えているというデータがあります。
つまりトランプ支持者は鉄板と言えるもので、仕方なくマスメディア達は焦ってネガティブキャンペーンに終始しています。
ソーシャルネットワークで支持を集めて成功したのはトランプであって彼らは負け組なのです。結局それが認めたくないのです。
民主党も同じです。ディープステートを形成する富と権力の亡者である勢力から多額の資金を得ながら、選挙に負けたのを認めたくなく、未だに、選挙以外の方法でトランプを引き摺り下ろそうとしています。
それがロシアゲートを中心とするいわゆる疑惑ということで、何の明確な証拠もなく騒いでいます。
そしてマスメディアにも多くの金が流れています。
実はアメリカマスメディアの性格の影響を受けて日本でも疑惑、疑惑と騒いでいます。
同じなのです。
ですからトランプについて、安倍首相も戦わなけれはなりません。
それは宿命であり、天命なのです。