ttkzkn1610のブログ

今後ますます混乱し、崩壊の危機が迫る統一教会に対して快刀乱麻、収拾を目指します。本来の姿に再生させるには、自由闊達な議論のもと、各人の主体的判断による後継者の選択と真のメシア観の確立が最重要課題と確信しています。

安倍政権が、課題となる官僚組織の将来は?その歴史的役割は変わるでしょう。

ヨーロッパにおいて近代国家の出現は18世紀の絶対王政の確立と絶頂期にありました。

それが、なぜ近代国家として隆盛を見たのかというとその主要因は王の権力を支える官僚と軍隊が整備、充実したことにあります。

この国家を支える官僚と軍隊の役割が、国民国家へと変貌しながらも残っていました。

二代目王様は国民、市民が王様になっていくと強調されています。そして王の王としておられる三代王権に侍り、それを中心に王様となった市民達が暮らす王国には平和軍と平和警察があります。

それは市民自身が武装して平和を維持します。

ということは軍隊の役割が特殊なものとしての位置付けが薄くなり、軍隊と市民との間の壁がなくなっていくことになります。

ですから私達自身が、格闘技を身に付け、また、銃などで武装することから始まります。(日本では基本的に武器の所持は法律に違反します。法律に違反してする話ではありません)

さて、近代国家を支えてきたもう一つの皿に大きな組織、官僚組織はどうなるのでしょうか。官僚組織というとかなりかたぐるしいですが、お役人さんのことです。

特にこのお役人の中でも私達国民よりもずっと上の立場にあったのが、国家つまり中央官僚、これをお上(江戸時代では幕府、御公儀などと呼ばれてきました。)と呼び、拝んできたのです。

それを利用したのが、家庭連合です。一般庶民は将軍様やましては天皇陛下にお目にかかれることは滅多にありません。そこでその下で秩序を維持管理してきたのが、お上というわけです。

お上のご意向に逆らうのかということで、中心性をことさら強調して、中心にさからうものは、打ち首か?、か村八分か?追放か?ということです。

家庭連合の秩序的ピラミットいわゆるヒエラルキーも同じです。

その伝統の上にいるのが、中央官僚ということですが、お上が問題というより、お上におゆだねすれば、それでいいんだという、いわゆる、見ざる、言わざる、聞かざという事なかれ主義が問題というべきでしょう。

まあ日本の組織の問題点はそういう歴史的なことです。

それでは西欧とはどこが違うのかというと一番大きいのは宗教改革です。

日本の官僚組織と似ているのが、ローマカトリックすなわち旧教です。先日私のところに来られた牧師の卵はプロテスタントすなわち新教徒というわけです。

わたしのブログを読んで来られた牧師の卵の方もプロテスタントでした。カトリック系の方はまず来ないでしょう。この旧教の総本山がよく知られたバチカンです。

それが小児性愛犯罪や同性愛などの悪の巣窟と今やなつてしまつています。そして、ディープステートに大きな影響を待つグローバリストの一翼を担っています。

このローマカトリックから、反旗を翻してマルティン、ルターから始まったのが宗教改革であり、新教徒と呼ばれ、プロテスタント(抗議する者ーprotestant)というわけです。

では日本社会にはキリスト教の伝統すなわちカトリックなどなかったのにどうして似ているのでしようか?

それがキリスト教に代わる、理念イデオロギーがあったのです。それが儒教でした。儒教の中でも特に朱子学でした。それは世の中の今ある秩序は天が定めた永遠の身分制度だというわけです。徳川幕府は戦国の世を終わらせ、戦乱の世の中を平定し、安定させるには都合の良い思想でした。

その話をすると長くなりますの鉄またの機会とします。

近代国家日本にはカリスマ性を持った絶対君主としての天皇陛下、それからそれを支える官僚達、そして国民皆兵の元での徴兵制と、近代軍隊が必要でした。

それは“坂の上の雲”に象徴される日本の未来を切り開く近代国家国家官僚の出発でした。その歴史的役割は大きいのです。

しかし前回書いたように自己肥大化、自己繁殖化をして次第に国民を蝕む弊害が出ます。

その世界的な例が、ヨーロッパ共同体EUの官僚達です。彼らは出身国よりも上になった立場から、高給をとり、国家を超えた権限を振るい、傲慢に振る舞った結果、誇り高いイギリスから嫌われ、そのEUからの離脱を生じさせました。

二代目王様はイギリスの離脱、ブレグジットを非常に喜ばれ、強く支持されました。

二代目王様は特権的な官僚組織を特に嫌われます。

ですから当然私達の王国での官僚組織のあり方は大きく変わり、簡素化されていくでしよう。

この問題はまだまだ言い尽くせないことが膨大にあり、なかなか進まないのですが、長くなりましたので、今回はこれで休憩します。

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