ttkzkn1610のブログ

今後ますます混乱し、崩壊の危機が迫る統一教会に対して快刀乱麻、収拾を目指します。本来の姿に再生させるには、自由闊達な議論のもと、各人の主体的判断による後継者の選択と真のメシア観の確立が最重要課題と確信しています。

天一国憲法への手がかり。その一。シャーロッツビルの事件とリー将軍。

アメリカ国民には共通のアイデンティティがあります。

移民の国と言われたり、インディアンのもともと国ですし、世界中から集まった国でもあります。

それなのにみんなが持っているアイデンティティとは?

それがアメリカ合衆国憲法なのです。(天一国市民のアイデンティティは天一国憲法となります。)

憲法がうたっている自由、平等、基本的人権などが、共通理解のアイデンティティです。

アメリカ人とは人種でもなく、アメリカに住むだけでなく、アメリカ合衆国憲法を受け入れ、尊重し合っている人々の共同体です。

(アメリカ合衆国憲法の署名)


多少理解の仕方が違っても日本のように憲法に対して様々な見方はありません。

それでは日本人にとって日本国憲法とはなんでしょうか?

もちろん国の基本法であり、あまり意識しなくても、国の法律などの尺度の土台であることは間違いありません。

しかし、しっくりこない人々も多く、もともと戦後のアメリカを中心とする連合軍の押し付けられた憲法という見方も有力です。

それでは明治時代の大日本帝国憲法に国民がどれほどの愛着があるかとなるとそれも大きな疑問でしょう。

すると日本を規定するものはなかなか見つかりません。

別にどうしてもその拠り所を見出す必要があるのかというと、今の体に合わせるように多少仕立て直しが必要なのかなというところでしょうか?

いやほころびも出てきて、とても着れないのだとは思いますが、なかなかまとまりそうもありません。

そこで最大公約数的に改正しようかというところでしょう。

それはそれとして、アメリカという国もここにきて大きく分断されているという話がよく出るようになりました。

その一つがトランプ大統領と対立する人達の戦いです。

例えばその表れ方の一つが、トランプ大統領は白人至上主義に偏っているというものです。

特にシャーロッツビルで起こった事件です。

* 米東部バージニア州シャーロッツビルで12日、集会を開いた白人至上主義グループと、対抗デモを行った反対派が衝突した。反対派が集まっているところに車が突っ込んで1人が死亡、19人が負傷した。さらに警戒中の警察のヘリコプターが墜落し、警官2人も死亡した。(朝日新聞デジタルより)*

この対立は遡れば、アメリカの南北戦争にまでたどり着きます。この町にあった南軍の司令官リー将軍の銅像の撤去問題がありました。




実はこのときの南北戦争が、

アメリカの分断の元の一つになつています。

歴史では北のリンカーン大統領が勝って奴隷解放が実現したということで、北=善、南=悪という見方です。

ところが、建国の父のうち55人のうち12人は奴隷所有者と言われています。

* 12人は奴隷労働によるプランテーションあるいは大規模農場の所有者または経営者であった。(ウィキペディアより)

* このことでもわかるように南部と北部の違いは善悪というより、産業構造の違いやそれにもとづく文化の違いという色彩が強いと思われます。

* リー将軍はこの南の文化の体現者であり、また北からも尊敬される人格者でもあった。

* 南北戦争勃発当時、北のリンカーン大統領は彼を司令官の一人に任命しようとしたが、彼は郷土愛から断り、南軍の司令官の一人となった。また彼は奴隷制に反対であった。“また、リー本人としては白人の道徳心が乱れるとの理由で奴隷制には反対だった。また開戦前には「南部にいる奴隷すべてを私の所有にできればいいのに。そうすれば戦争を避けるために、彼らをすべて自由人として解放してやれるんだが」と述べている。”(ウィキペディアより)


このように南軍=悪という一方的な見方であると言えるでしょう。

日本人で言えば、乃木希典が大日本帝国の将軍であり、天皇陛下に全身全霊を捧げたから悪人かと言えば、違和感のある日本人は多いでしょう。

たまたま、リー将軍はアメリカ南部の出身であったから、今でも、まるで人種差別の象徴のように扱われています。そして撤去運動のターゲットとなって、撤去されようとすることに反対することが白人至上主義とレッテルを貼られるのは異常な現象と言えるのだろうと思います。



アメリカ憲法によれば、建国の13州はアメリカ合衆国からの独立を求めることが保証されているので、南部の諸州が連合してアメリカ合衆国からの独立を目指して独立戦争をおこしたのであり、南部の人達のなかには法的には自分たちが正しいと主張しています。

実際、連邦政府に対して、賠償を求める動きさえあると言われています。

戦争とは絶えず、勝てば官軍という面があり、勝った方が善とされ、負けた方は何処までも悪とされる傾向にあります。

しかし、それは一面の真理ですが、勝った方に全ての正義があるわけではないでしょう。


リー将軍の銅像の撤去運動を扇動し、アメリカの伝統を破壊し、暴力的にデモを起こそうとしたのは誰でしょうか?

真の意味でアメリカ合衆国の憲法を守ろうとしたのは必ずしも白人至上主義を糾弾している人たちではありません。


アメリカとは何か合衆国憲法とは何かを理解しているのが、リベラルな、人種差別撤廃を叫ぶ人たちとは限りません。

亨進様は東洋の特に韓国と日本は政府の奴隷になっていると言われました。

皆様はこのことをご理解できたでしょうか?

それではどうすれば奴隷から解放されるのかというと、極めて端的に銃器を持てば良いと言われましたが、誤解を生むというよりも、法律的に不可能です。

私はアメリカ合衆国の憲法が銃を持つ自由を保証しているので、それが根拠となって銃を持つ自由も与えられています。

そしてこの憲法こそ与えられたものではなく、市民たち、国民たちが、戦いながら勝ち取ったものなのです。

ですから、私達も、アメリカ合衆国のように、自由を得るために勝ち取らなければなりません。

もちろん、今の情勢で武器をとって戦うのではなく、そのような思想を戦って勝ち取る過程が必要であると考えます。

国際情勢がどうなるか予断を許さないように、国内情勢もどうなるかはわかりません。


ですから亨進様は準備をしなさいと言われます。

亨進様はミクロの世界であるとしても、世界的、天宙的悪と戦っておられます。


世界の中で最も安全な国と言われる日本ですが、いつまでそうとはわかりません。


世界のグローバル化は日本の立場をどうしてしまうか、決まっているわけではありません。

また、戦争だけでなく、自然災害も含めて、日本の安全は極めて流動的であると言えます。

それでも天一国の実現向けて、信仰を優先して、その実現のための基盤を作らなければなりません。

そのための天一国憲法の研究であることは言うまでもないでしょう。

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