ttkzkn1610のブログ

今後ますます混乱し、崩壊の危機が迫る統一教会に対して快刀乱麻、収拾を目指します。本来の姿に再生させるには、自由闊達な議論のもと、各人の主体的判断による後継者の選択と真のメシア観の確立が最重要課題と確信しています。

金正恩やその夫人の笑顔に惑わされてはならない!。

一さんからのコメントがありました。

〜引用開始〜

平壌の南北友好のコンサートを鑑賞した金正恩委員長、巧みに融和ムードを演出し、外交上手であることを披露しました。

このまま、今まで、どうしてあれほどまでに冷酷だったのか、考えてみました。

最高指導者としての地位をつかむまで、まず、父親の金正日は金日成が亡くなった時点で権力の90%を既に掌握していました。

金日成は最高指導者としてデビューしたときスターリンの強力なバックアップが、ありました。

金正恩は若くデビューしたとき基盤は、ほとんど無かった。冷酷に粛清を繰り返さない限り、地位を確立できなかったのではないか。

いずれにしても、恐ろしい核戦力を掌握している独裁者であることに変わりはありませんので、決して楽観はできません。

〜引用終わり〜


一さん、コメントありがとうございます。

おっしゃるとおり時の流れとともに人は変わりますね。

「外交によって会談相手から良識を学び取る可能性はあります。」

なるほどそういう期待もあるかと思いますが、そう簡単に変化するかどうかわかりません。

私の知るところでは彼は中学生くらいの年齢まで数年間、身分を隠して外交官の息子として普通のアパートで暮らし、普通にスイスの同級生と友達になって遊んだりしていました。

特に上流層や裕福な外国人が通うアメリカンスクールではなく、地元の子供の多い公立校に通っていました。

つまり普通の西欧社会の生活にも慣れていました。

人が変わった?のは帰国して後継者としての立場になったことによります。

突然呼び戻されたのも、異母兄である長男の正男氏が日本でディズニーランドに行くため、偽造パスポートでの密入国で捕まり強制送還された直後でそのことと関係が深いと言われています。

そして7年ほど前に28歳くらいで父金正日の死後、その後継者となりました。それから、六年余りが過ぎましたが、恐ろしい独裁者となりました。

先日、石原慎太郎があるテレビ番組でヒトラー以来の天才的独裁者と言っていましたが、侮ることのできない権力者です。

西欧側で少年期に数年間教育を受け、その文化の影響で生活した経験があるので、その価値観をある程度理解できる下地を持っているのではないかという見方もできますが、西側の文化知っていた上で、それを侮っているとも言えるかもしれません。西欧文化は性が開放的で堕落しているとか。騙されてはならないと思います。逆にどう振る舞えば受け入れてもらえるか知っているとも言えます。

西側で生活してきたものにとってはそれが当たり前のことで、独裁者の国の価値観が理解できないかもしれませんが、それは西側民主主義にも欠点が多く、20年前、30年のように必ずしも優位に立てるとは限りません。

良い例がイスラム過激派です。彼らの中には西側の教育を受け、その文化の園内で育ったにもかかわらず、西側文化の狂った面を知ってイスラム過激派になっているものも多いのです。

それは学ぶ力が乏しいからとも思いますが、そのような人の中には知的水準の高いエリート層にもいるのです。

たとえば、シリアの独裁者、アサド大統領です。

彼は元々知的で穏健な性格で、シリアで医者となり、さらにロンドンで眼科の大学に留学しました。

どちらかというと西欧的なエリートの側面を持ち、穏やかな学究肌の人間でしたが、兄の死で呼び戻されたのち父の死後、大統領になり、自国民に対して、残虐な拷問や虐殺をするなどの、残酷な独裁的政治を行っていると言われています。また欧米からテロ支援国家にも指定されています。

(米紙ワシントンポストの週刊誌「パレード」の「世界最悪の独裁者」ランキングにて第12位に選ばれている。)

このシリアのアサド大統領のようにまったく独裁者に変貌してしまう例もあり、一旦権力を握り、それを奪われそうになるや、とてつもない恐怖政治を敷きます。

金正恩も後継者となった一年後には自分を裏切ろうとした張成沢を虐殺しています。

おっしゃっているように私たちは決して金正恩を甘く見ることはできません。

中国との会談や南北会談の様子に騙されてはならないという感じがあります。

どのように振る舞えば、西欧文化の人にも受け入れられるがよく知っているとも言えます。

充分に心してかからねばならないでしょう。

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