ttkzkn1610のブログ

今後ますます混乱し、崩壊の危機が迫る統一教会に対して快刀乱麻、収拾を目指します。本来の姿に再生させるには、自由闊達な議論のもと、各人の主体的判断による後継者の選択と真のメシア観の確立が最重要課題と確信しています。

金正恩委員長を迎えた韓国国民。人質とされてきたことはわかっているのだろうか?

仁さん久しぶりのコメントが昨日届きました。ありがとうございます。ご紹介します。

〜引用開始〜

投稿者:仁さん

コメント本文:お久しぶりです

私も昨日の 会談を見ながら脱力感を隠しきれませんでした


あのへどが出そうな ショウに 感動している韓国人が沢山いるのにも 呆れるばかりです


 南北統一され  幸せな日々が訪れると思っている韓国人も少なくありません


なんなんですかね これは…


完全に霊的にぼかされているとしか思われません …

〜引用終わり〜


仁さんの表現では感激している韓国の人々は霊的にぼかされているという表現ですが、具体的に言うと、例えば、この前も書いたストックホルム症候群などで説明できるのだろうと思います。

ストックホルム症候群とは、襲撃されるなどして拉致監禁された被害者が時として加害者側に寄り添った気持ちを持ってしまうことを言います。つまり正常な判断ができなくなってしまった結果だと判断されるので症候群とされているようです。

韓国は長年ソウルを火の海にするとか、砲撃を受けたり、哨戒艇沈没事件など北朝鮮からの軍事的威嚇を受けており、特に近年では核兵器による脅威に加えてトランプ大統領の強硬姿勢により、戦争による不安が高まりました。

これは危機に慣れているというより、恐怖感から、正常な判断が麻痺してきているとも解釈ができます。

(注)ウィキペディアより

〜引用開始〜

ストックホルム症候群(ストックホルムしょうこうぐん、英語: Stockholm syndrome)とは、誘拐事件や監禁事件などの犯罪被害者が、犯人との間に心理的なつながりを築くようになることをいう[1]。


1973年8月、ストックホルムにおいて発生した銀行強盗人質立てこもり事件(ノルマルム広場強盗事件)において、人質解放後の捜査で、犯人が寝ている間に人質が警察に銃を向けるなど、人質が犯人に協力して警察に敵対する行動を取っていたことが判明した。また、解放後も人質が犯人をかばい警察に非協力的な証言を行ったことなどから名付けられた。

この問題を調査したフランク・オックバーグ(英語版) 博士は、FBIとイギリス警察に、次のように報告した。 「人は、突然に事件に巻き込まれて人質となる。そして、死ぬかもしれないと覚悟する。犯人の許可が無ければ、飲食も、トイレも、会話もできない状態になる。犯人から食べ物をもらったり、トイレに行く許可をもらったりする。そして、犯人の小さな親切に対して、感謝の念が生じる。犯人に対して、好意的な印象を持つようになる。犯人も、人質に対する見方を変える」[2]。

犯人と人質が閉鎖空間で長時間非日常的体験を共有したことにより高いレベルで共感し、犯人達の心情や事件を起こさざるを得ない理由を聞くとそれに同情したりして、人質が犯人に信頼や愛情を感じるようになる。また「警察が突入すれば人質は全員殺害する」となれば、人質は警察が突入すると身の危険が生じるので突入を望まない。ゆえに人質を保護する側にある警察を敵視する心理に陥る。

〜引用中断〜


もし、米国が韓国が共産化されるのを防ぐためや米国も含めて世界の安全のために北朝鮮を攻撃したならば、韓国市民を危険に陥れることになります。

そして韓国民などに被害者を出た場合には、韓国国民の世論は反米に大きく傾いていくと予想されることもこのような心理によるものと考えることもできます。

従って韓国は北朝鮮を信用するというよりもその恐怖から逃れたいために、金正恩を歓迎したくなると理解できます。

またトランプ大統領としてもその感情は無視できません。

先程はこの心理を正常に判断できない結果だと言いましたが、別の意見もあります。

ウィキペディアからの続きです。

〜引用再開〜

オーストリア少女監禁事件の被害者ナターシャ・カンプッシュ(英語版)は、2010年の『ガーディアン』のインタビューで次のように述べている[2]。「被害者に、ストックホルム症候群という病名を付けることには反対する。これは病気ではなく、特殊な状況に陥った時の合理的な判断に由来する状態である。自分を誘拐した犯人の主張に、自分を適合させるのは、むしろ当然である。共感やコミュニケーションを行って、犯罪行為に正当性を見い出そうとするのは、病気ではなく、生き残るための当然の戦略である」。

〜引用終わり〜


このような反論もあります。

金正恩委員長を歓迎してしまう韓国市民もだらしないとか情けないとかとも言えますし、ストックホルム症候群という表現自体にも先程の反論もあるので非難するばかりでも仕方ないのかもしれません。

私の考えでは時機(チャンス)を失ってしまったという気がします。

金大中大統領の時、文鮮明師と親しかったこともあり、南北統一の大チャンスがあったようです。

結果的には金大中政権の太陽政策は失敗したことになりますが、統一に対して韓国国民が全体として後ろ向きだったことが失敗につながったという見方があります。

その当時私は詳しく知らなかったのですが、文鮮明師からの言葉は多少記憶に残っています。

韓国国民が家にある資産の半分を北の国民に分けてあげる気持ちがあれば、(統一が)できるのに、というものでした。

テレビが2台あれば1台を、自転車が二台あれば1台を、テーブルが二台あれば1台を、半分を北に与えれば良いといった趣旨の言葉を覚えています。

文鮮明師はどれほどか本来の統一を願われましたが、韓国国民はそれほどではありませんでした。

ウィキペディアの「太陽政策」の記事を一部いんようします。

「太陽政策が行われる背景として、大韓民国は北朝鮮との統一を実際には望んでおらず、北朝鮮政権の存続を望んでいるからではないかとの分析もある。すでに極端に拡大した経済格差から、統一は韓国にとって過大な経済的負担と成り得ることによる。」


80年代から韓国も次第に復興して豊かになっていきましたが、特にドイツの統一が西ドイツにとって大きな負担となり、あのドイツですら大変なのに韓国国民は北朝鮮との統一を大きな負担と不安と捉えました。

残念なことです。

翻って今はどうでしょうか?

結局、今度は生活のため、生きるために北朝鮮との融和や和解を望んでいますが、次はやはり生活のため、北朝鮮主導の高麗民主共和国という統一に向かうことになるのでしようか?

北朝鮮の核は韓国に向けられたものではなく、日本、もしくは米国に向けられたものだという主張に安心するのでしようか?

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