ttkzkn1610のブログ

今後ますます混乱し、崩壊の危機が迫る統一教会に対して快刀乱麻、収拾を目指します。本来の姿に再生させるには、自由闊達な議論のもと、各人の主体的判断による後継者の選択と真のメシア観の確立が最重要課題と確信しています。

米朝首脳会談が開かれました。具体的な成果はなく、大きな進展なし。

米朝首脳会談が開かれました。これをどう評価するかは様々な見方があります。

楽観的にはなれませんが、全く悲観的でもないでしょう。70年に及ぶ政権の体制を戦争もなく、一度に変えようとすることは難しいということでしょう。

とりあえず私たちの韓半島に対する姿勢は状況の変化に応じて再構築をする必要があります。

もっとも重大な観点は在韓米軍の扱いです。トランプ大統領が現在韓国で転換している三万二千人の在韓米軍の軍人の帰還について将来のこととしながらも言及したことは大きな注目点です。

これはまさにアメリカファーストの一面でありアメリカの費用負担の削減という趣旨です。

韓国が費用負担を負ってでも在韓米軍を維持したいのかと問うているわけで、韓国の姿勢次第では在韓米軍の撤退はありうる話という変化球を投げているわけです。

もちろんこれだけで判断するわけでは無く、対中国もにらんだアメリカの世界戦略上の必要性も政権内では議論されますし、日本の意向にも左右されますが、何より北朝鮮の非核化の実行次第でしょう。

一方で、韓国国内で期待されていた朝鮮戦争の終結宣言は出されませでした。

これは米国国内で、この流れに乗れば、国連軍は韓国駐留する理由を失い、ひいては在韓米軍も存在の意味を失いかねず、北朝鮮のそのような主張の根拠とされかねない懸念がありました。

また韓国世論や韓国政府がその流れに乗ってきかねないことはもっとも米国にとっては弱点とされるところです。

それにしても今回の首脳会談はショー的要素が強く、中身が乏しいのに成果を誇っているように見えます。

あそこまで金正恩を持ち上げる必要があるのか大いに疑問です。偉大なスターにとって相手役も偉大でなけれはならないという感じを演出しようとしているのかもしれません。

金正恩委員長がまともな国のまともな指導者でないことはこれまでの北朝鮮の国内外での悲惨な行動の結果が証明しています。

トランプ大統領のこれまでの軍事的、経済的制裁圧力を中心とする行動、言動が北朝鮮を非核化のテーブルに乗せたことは間違いないわけですが、安易な妥協に走らないように注意する必要があります。

日本の役割も大きいはずです。拉致問題が日本にとっては大きな課題とされますが、北朝鮮が自国民の生活や生命を犠牲にしてきた恐怖弾圧してきたことを含めて非道な国家であったことは間違いありません。

その考えを本当に変えるのかまだわかりません。

日本人の拉致問題に対する姿勢を見ても彼らの考えを見ることができるでしょう。

私たちは北朝鮮の真なる改革が本当にできるのか、また中国がどういう目論見でどのような関与をするのかこれからがまさに正念場であると思います。

まだ北朝鮮によるその主導の下での南北統一の方向は変わっていません。

特に今回出された声明文の中で板門店宣言を踏まえた合意であることはとても懸念されることです。

南北の融和が進めば、米国の関与が薄まっていく、薄められていく、それでいいじゃないかという思惑も見え隠れします。つまり在韓米軍の撤退です。

これが文在寅大統領の狙いです。

まだ韓国滅亡の流れは変わったわけではありません。

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