ttkzkn1610のブログ

今後ますます混乱し、崩壊の危機が迫る統一教会に対して快刀乱麻、収拾を目指します。本来の姿に再生させるには、自由闊達な議論のもと、各人の主体的判断による後継者の選択と真のメシア観の確立が最重要課題と確信しています。

アメリカでは日韓の核武装賛成論も出始めました。もちろん韓国は核武装六割以上が賛成。

北朝鮮の六度目の核実験の強行から日本、韓国の核武装を容認論がアメリカから起こりつつあります。

韓国でも核武装すべきという意見が拡がりつつあります。


〜引用開始〜


産経ニュース

日韓も独自の核武装? 米国専門家らに広がる議論…北の核放棄メド立たず拍車

北ミサイル

2017.9.2 20:35



 【ワシントン=黒瀬悦成】北朝鮮が核戦力体制を着々と確立しているのを受け、日本や韓国が対抗して独自の核武装に踏み切ることに関する議論が米国の元政府高官や専門家の間で静かな広がりを見せている。

北朝鮮に核を放棄させるのは今や不可能であるとする、「実利的立場」(スーザン・ライス元米国連大使)に基づく北朝鮮の核保有容認の主張が一部で台頭していることも、こうした議論に拍車をかけている。


○キッシンジャー氏「一気に活発化する」

 「北朝鮮の核の脅威が深刻化すれば、ベトナムや韓国、日本で、自前の核兵器で自国を守ろうとする動きが一気に活発化する」

 キッシンジャー元国務長官は米紙ウォールストリート・ジャーナル(8月12日付)への寄稿で、北朝鮮の核保有の既成事実化が東アジアでの「核保有ドミノ」につながる恐れが高いと強く警告した。

 オバマ前政権下の2010年に策定された核政策の指針「核戦略体制の見直し」(NPR)は、東西冷戦の終結に伴い撤去された、アジア・太平洋地域に米軍が前進配備していた戦術核戦力について、「東アジアの危機に際し、必要な場合は再配備できる態勢を維持する」と明記した。

 こうした方針は、北朝鮮の核の脅威をにらんで初めて言及され、トランプ政権が今秋にも発表する新たなNPRでも踏襲される見通しだ。その含意は、実施の可能性は別として、北朝鮮の核の脅威に対して「拡大抑止」を最大限まで提供する用意を示すことで、日本や韓国の独自核武装の機運を封じるというものだ。

○「北の核戦力に上限」が本音?

 しかし、北朝鮮がこのまま核兵力を実戦配備するようであれば、米国の「核の傘」の威信は大きく損なわれることになる。

 こうした中、オバマ前政権下で大統領補佐官(国家安全保障担当)と国連大使を務めたライス氏はニューヨーク・タイムズ紙(8月10日付)への寄稿で「北朝鮮が体制の生存に不可欠と見なす核兵器を放棄する可能性は極めて低い」と指摘し、「伝統的な(核)抑止」によって北朝鮮と対峙(たいじ)すべきだと主張した。

 クラッパー国家情報長官(当時)も昨年10月、同様の立場から「望み得るのは(北朝鮮の)核戦力に上限を設けることだ」とし、非核化政策の転換を訴えた。

 
 オバマ陣営の政権移行に携わった情報機関の元幹部は09年当時、「米国は北朝鮮の核保有を前提に政策を進めるべきだ」と打ち明けており、一連の発言は前政権関係者の間で長らく存在していた「本音」を反映した可能性もある。 
 

これに対しマクマスター大統領補佐官(国家安全保障担当)は「ライス氏の発言は正しくない。北朝鮮に伝統的な抑止理論をどうやって適用できるのか」と反論し、北朝鮮の核放棄を追求する立場を強調した。

……………

○日本の核武装に「賛成論」も

 一方、政策研究機関「ブルッキングス研究所」のトーマス・ライト上級研究員は、北朝鮮が核放棄する見通しがないからこそ、場合によっては日韓の核武装も容認し、局地的な軍事衝突も辞さない構えで今後数十年にわたって北朝鮮の「封じ込め」を図るべきだと主張する。

 軍事専門家のアンダース・コー氏は「日本が自前の核兵器を持てば、全ての民主国家は安全になる。強い日本は中国の膨張を阻止するし、米軍が各地に駐屯しなくて済むようになる」と述べるなど、一部では日本の核武装への積極的な「賛成論」も浮上しつつある。


〜引用おわり〜



続いては韓国ですが、北朝鮮の今回の核実験の前ですら、韓国も核兵器を持つべきという意見が六割を超えているといいます。今回の核実験を受けてさらに核武装への積極的な声が大きくなるでしょう。


〜引用開始〜



産経ニュース

韓国国防相「戦術核再配備」発言 保守層で急浮上…対北「非核化」要求は有名無実に



 【ソウル=桜井紀雄】韓国で保守層を中心に核武装論が台頭している。北朝鮮による大陸間弾道ミサイル(ICBM)完成が現実味を増す中、韓国が掲げてきた「朝鮮半島の非核化」が有名無実となる懸念からだ。

訪米した宋永武(ソン・ヨンム)国防相が米国防長官らとの会談で、米軍の戦術核兵器の韓国への再配備に言及したことで波紋が広がっている。

 「韓国の野党やメディアから戦術核兵器の再配備を求める声が出ている」

 8月30日、宋氏が米国のマティス国防長官やマクマスター大統領補佐官(国家安全保障問題担当)との会談でこう述べたことが明らかになった。

韓国国防次官は31日、国会で「具体的な協議はしておらず、米国も消極的だ」と釈明。文在寅(ムン・ジェイン)政権は、国内の雰囲気を伝えただけだと、発言が持つ意味の打ち消しに追われた。


 1991年に朝鮮半島非核化を宣言し、在韓米軍が戦術核を全て撤去して以降、核再配備論は長年、“タブー視”されてきた。大統領府の鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安保室長が国会で「現政権で戦術核の配備を全く検討していない。朝鮮半島非核化を進める上で名分が失われる」と答弁するなど、文政権は反対の立場を貫いている。

  一方、最大野党、自由韓国党が8月中旬、戦術核再配備の推進方針を決めるなど、保守系野党や保守系紙の間で再配備を求める声が急速に高まっている 。

ICBMなど米本土を狙った北朝鮮の核兵器完成が時間の問題とされる中、同党幹部は「われわれが非核化原則を守ってきたことは事実上、無意味になった」と主張する。

 北朝鮮を牽制(けんせい)し、韓国の不安を払拭するため、トランプ政権は頻繁に戦略爆撃機を韓国上空に展開させてきたが、「金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長は爆撃機に核兵器が搭載されていないことをよく知っている」(朝鮮日報)との指摘もある。

 米爆撃機の基地があるグアム沖へのミサイル発射計画を北朝鮮が公表したことで、グアムが先制攻撃された場合、爆撃機を展開できなくなるとして韓国では不安が高まった。

「核には核」で対抗し、「恐怖の均衡」を保つべきだとの論調が目立ち始め、「自衛的な核武装を議論すべき時期が来た」(韓国経済新聞の社説)と韓国独自の核武装論も公然と語られている。

 

…………

夕刊紙の文化日報が8月に掲載した世論調査では、韓国の核武装への賛成が62.8%に上り、反対の34.8%を大きく上回った。

 文政権は戦術核配備に反対する一方、文大統領や宋氏は原子力潜水艦の開発に意欲を示している。自主国防力の強化策の一環だが、米韓原子力協定の改定が必要とされ、ハードルが高い上に結局は朝鮮半島非核化に反するとの見方がある。


〜引用開始〜


さて、日本でも議論が進むかどうかです。次回に触れます。

北朝鮮の核実験はどのような影響を与えてくるのか、悩ましい問題です。

北朝鮮の核実験の速報についてhide6500さんからコメントをいただきました。いつもコメントありがとうございます。返信しようとしましたが、長くなりましたので本文の記事とさせていただきます。


〜当ブログへのコメントです。〜

hide6500

北朝鮮が行った実験は水爆のようですが、水爆の小型化に成功しているのは間違いないでしょう。サンクチュアリーの人々が、現実を直視し、物事の本質を正しくとらえる必要があります。そうしなければ、世界が滅びます。

〜コメントおわり〜


さて、北朝鮮の今回の核実験の規模は、前回去年の9月の実験の規模にして10倍前後と言われています。水爆とみられています。小型化つまりミサイル搭載が可能になってきたという見方も有力なようです。

来年か早ければ今年末にも実戦配備化が可能かという話になるでしょう。

韓国(世界)が生き残るかどうかですが、これから起こるであろうシナリオを考えてみます。

まず、今回の北朝鮮の核実験で一番怒っているのは中国です。

アメリカも頭を痛めていますが、トランプ大統領のコメントも遅れているのは対応に苦慮している次元です。

しかし、中国は「強烈な非難」という言葉で早速、怒りをあらわにしています。

これは、習近平の権力基盤に重大な影響があるからです。

10月に五年に一度の党大会を控えて、習近平は最高幹部の人事の決定に必死です。特に注目されているのは五年後誰が彼の後継者になるだろうかという問題です。

習近平の本音はトップ十年間という慣例を破って五年後も自分がトップでいたいようですが、それはどうしても無理なので、院政を敷く布陣を敷くことができるどうかということです。

もし、それが出来なければ、単に権力闘争というより、中国にも危機が迫っているからです。(そのことに触れるのはまたの機会にします)

ですからアメリカや日本の強い要請である石油の禁輸といった北朝鮮への制裁ができないのです。

今回の核実験で間違いなく、石油を止めることが、アメリカなどから求められ、そうしたいところでしょうが、踏み切れない事情があります。

石油の禁輸は北朝鮮の息の根を止めることになりますが、北朝鮮の反発を恐れているのです。

北朝鮮の崩壊の危険性もあり、そうなれば、数百万といわれる難民が発生します。彼らが頼るのは先ず中朝国境付近に住んでいる中国東北部の朝鮮族の人々です。

それだけでなく、昔からこの付近の遼寧省、吉林省あたりは北朝鮮とのつながりが深く、また習近平と対立してきた江沢民派の影響が長く続いていています。

つまり、最も習近平が掌握しきていない場所であり、昔からの因縁の土地がらです。

清を支配してきた満州族の地であり、軍閥が割拠したところであり、北朝鮮との結び付きが強く、習近平は手出しができません。

そこで北朝鮮の暴発は彼らを巻き込んで、中央に反発し、対抗してくる恐れがあります。

これまでも、手を焼いている習近平は石油を止めることができず、また中朝国境の混乱を治める自信がなく、その決断に踏み切れません。

それは中国全体の秩序崩壊につながりかねないからです。

しかし、アメリカと対立してその経済制裁をうけることも中国の経済に深刻な影響を与えかねず、ジレンマに陥っています。

習近平にとって一番いいのはアメリカと北朝鮮が交渉して、北朝鮮の現体制が存続し、韓国からアメリカが撤退して、中国の勢力下に入ることです。

自分がやらなくても北朝鮮がやってくれれば、漁夫の利を得られるのが中国なので、アメリカの太平洋側を二分する夢が叶うことになります。

もちろんアメリカの出方次第ですが、アメリカにも北朝鮮の核を認めて、平和条約を結んだ方が良いという意見も出ています。

トランプ大統領の力が弱くなれば、そういう意見が強くなる可能性もありますが、今のところ年末から来年春にかけて大きな軍事的圧力をかける可能性が強いと思われます。

中国の北朝鮮に対する制裁がどこまで本気で、その効果を見極めることと、アメリカの体制がどこまで整うかによりますが、マティスはあと二、三ヶ月で準備ができると説明しているようなのでやはり年末以降が山場でしょう。

韓国が自力で生き残る道があるとすれば、韓国自体が核武装をすることです。

日本が核武装すれば、中国にとっても大きな脅威となり、その影響の恐ろしさはわかりますが、議論は良いのですが、今すぐの実現性はないと言っていいでしょう。

日本に運命を托するのではなくて、韓国は自分の国を守るため、自ら核武装をすることが早道です。

核開発が間に合わなければ、アメリカに頼んで、在韓米軍撤収後も一部残るか、もしくはアメリカの核を韓国に持ち込ませてもらって、北朝鮮に核で対抗することです。

北朝鮮は激怒して、チキンレースが韓国との間に繰り広げられるでしょう。

客観的に見て、北朝鮮の工作が進む韓国は分が悪く、耐えられるとは思えませんがどうでしょうか?

核武装して北と対峙すること自体、難しいようにも見えます。

もしできるとすれば、北とのつながりの深い文在寅政権を何らかの方法で倒すしかないと思われます。

分裂が現実化して、内乱状態になるかもしれません。

その時、戦いを先導し、先頭に立って戦うのはサンクチュアリしかありません。

水や備蓄食料も必要ですが、サバイバルだけでなく、戦う気力と準備がどれだけあるでしようか?

サンクチュアリ内部が対立し、分裂しているようでは歯が立たないでしょう。

聖殿内部の闘争を収め、アベル圏(右派)を糾合して、戦う集団にして、カイン圏(左派及び文在寅支持派)を崩さなければなりません。

そうすれば、韓国を、ひいては世界を救う道が開かれるかもしれません。

先ずはアメリカに対する態度をあらためてアメリカになんとしても守ってもらえるようにすることです。

最低でも核兵器を残してもらわないと戦いになりません。


今の文在寅はアメリカに信用されているように見えないようです。

この緊迫した時に、安倍首相とトランプ大統領は頻繁に電話会談をしていますが、文在寅と電話会談しているとはまだ、聞いていません。

わが道を行く韓国には未来はないのではないでしょうか? 実に悩ましい問題です。

速報です。北朝鮮が6回目の核実験を強行したようです。

速報です。NHKニュースからです。


〜引用開始〜


「北朝鮮で人工的揺れ 」6回目の核実験か 韓国通信社

9月3日 12時50分

韓国の通信社、連合ニュースによりますと、北朝鮮北東部、ハムギョン(咸鏡)北道のキルジュ(吉州)郡で、人工的な揺れが観測されたということです。キルジュ郡には、核実験場があることから、北朝鮮による6回目の核実験の可能性があり韓国軍などが詳しい分析を進めています。

〜引用おわり〜


(別のニュースからもします。〜引用開始〜


JUST IN

「北朝鮮で人工的揺れ 」6回目の核実験か 韓国通信社9月3日 12時50分


「北朝鮮で人工的揺れ 」6回目の核実験か 韓国通信社

9月3日 12時50分

韓国の通信社、連合ニュースによりますと、北朝鮮北東部、ハムギョン(咸鏡)北道のキルジュ(吉州)郡で、人工的な揺れが観測されたということです。キルジュ郡には核実験場があり、韓国大統領府は、北朝鮮による6回目の核実験の可能性があるとして、NSC=国家安全保障会議を開くということです。


〜〜引用おわり〜〜


これが本当ならばかなり強いインパクトになります。

まずアメリカのデッドラインに引っかかる可能性があることです。アメリカの世論の動きにもよりますが、軍事的行動の可能性が高まります。

すぐに動くことはないでしょうがその準備が加速度的に早まるでしょう。早ければ年末、年始から大きな軍事的圧力があるでしょう。

中国の動きがどうなるかです。北朝鮮は中国を揺さぶることをまず考えたでしょう。

10月の党大会を控え、身動きが取れず、既成事実を積み上げておこうということでしょう。

必死で核実験を止めてきた中国は完全にメンツを潰された形です。中国も対応が厳しくなりました。

世界がアメリカと中国の動きを注視しています。

ロシアも反対してきましたので、アメリカ、中国の動きを見ながら、楔をうちこもうとするでしょう。

韓国にも影響が強く、文在寅大統領は対応に苦慮して今頃はそれこそ苦虫を噛み潰しているでしょう。

展開が早すぎて韓国は置き去りにされています。野党の政策の対応が厳しく追及されて、世論も風向きが変わるでしょう。核武装論も出てくるでしょう。

日本についてはまた書きます。