ttkzkn1610のブログ

今後ますます混乱し、崩壊の危機が迫る統一教会に対して快刀乱麻、収拾を目指します。本来の姿に再生させるには、自由闊達な議論のもと、各人の主体的判断による後継者の選択と真のメシア観の確立が最重要課題と確信しています。

明日からの米中首脳会談。北朝鮮問題の解決は中国なくしてない。中国の関与をいかに引き出すか?

○ 明日からの米中首脳会談に対してアメリカからの中国への圧力が強まっています。

トランプ大統領は北朝鮮に対する協力が効果的に得られない場合、単独での北朝鮮への解決策をとることもあると武力行使があり得ることを示唆しています。


J-castニュースより引用です。


[ 核開発を懸念、場合によっては先制攻撃も ]


   トランプ氏は2017年4月2日(英国時間、日本時間3日未明)に英フィナンシャル・タイムズ(FT)紙がウェブサイトに掲載したインタビューで、米中首脳会談で北朝鮮問題について協議することを明らかにした上で、


「中国は北朝鮮に大きな影響力を持っている。中国は北朝鮮について我々に協力するか、しないかを決めることになるだろう。もし協力するのであれば中国にとって非常にいいことだし、しないのであれば、だれにとっても良くないことだ」


などと中国側の協力を求めた。その上で、


「中国が北朝鮮問題を解決しないのであれば、我々がやる。これが、伝えられることのすべてだ」


と述べた。記者が


「中国の協力なしで問題を解決できると考えているのか」


と念を押すと、トランプ氏は


「そのとおりだ」


と断言した。トランプ氏は北朝鮮に対して具体的に何を行うかは明言しなかったが、トランプ政権の閣僚らは、北朝鮮の核開発を懸念し、場合によっては先制攻撃も辞さない方針を示唆している。


[『戦略的忍耐』の政策は終わった」]


   トランプ大統領の副補佐官(国家安全保障担当)キャサリン・マクファーランド氏は同日付けFTの別のインタビューで、


「トランプ政権の最初の任期終わり(2021年1月)までに、北朝鮮が核弾頭を搭載したミサイルで米国を攻撃できるようになる現実的な可能性がある」


と述べているほか、ティラーソン国務長官は3月17日、就任後初めて訪問した韓国で、


「(オバマ政権など過去の政権が取ってきた)『戦略的忍耐』の政策は終わった」


「(北朝鮮の)武器開発の脅威のレベルが、我々が対応が必要だとするレベルにまで高まれば、この(先制攻撃の)選択肢は検討されることになるだろう」

と発言している。ティラーソン氏の発言後、トランプ大統領は


「北朝鮮の振る舞いは非常に良くない。何年間にもわたって米国をもてあそんできた。中国は、ほとんど何もしてくれなかった」


とツイート。中国に対する不信感をにじませていた。

[ 弾頭ミサイル発射したのは「有事の際、在日米軍打撃する」部隊 ]


   北朝鮮は2017年3月6日朝に弾道ミサイル4発を発射し、そのうち3発を日本の排他的経済水域(EEZ)に落下させている。翌3月7日に国営メディアが伝えたところによると、ミサイル発射は「有事の際、在日米帝侵略軍基地を打撃する任務を受け持っている」部隊が担当した。

   こういったことから、仮に米軍が先制攻撃に踏み切り、北朝鮮が反撃した場合は、在日米軍基地が矢面に立つことになる可能性がある。BBCは今回のトランプ氏の発言を伝える中で、弾道ミサイルの発射も首脳会談の議題になる見通しを報じ、専門家の話として、北朝鮮がターゲットにしている米軍基地は岩国基地(山口県)だとの見方を伝えている。

   4月3日には、日米韓の3か国が合同で韓国の済州島沖で潜水艦の探知・追跡訓練を始めたばかり。訓練は、北朝鮮が潜水艦発射弾道ミサイル(SLMB)の開発を進めていることを念頭に、3か国が一体的に対応できるようにする。北朝鮮がさらに反発を強める可能性もある。


〜引用終わり〜



○ アメリカと中国のギリギリの駆け引き(ディール)が続きます。トランプ大統領は中国に圧力をかけ続けますが、実際中国抜きでの北朝鮮問題の解決はあり得ません。


〜引用開始〜



北朝鮮問題への対応、中国の関与が必要=米軍高官


 4月4日、米戦略軍のジョン・ハイテン司令官は、北朝鮮問題への対応には中国の関与が必要だとの認識を示した。


[ワシントン 4日 ロイター] - 米戦略軍のジョン・ハイテン司令官は4日、北朝鮮問題への対応には中国の関与が必要だとの認識を示した。北朝鮮の核・ミサイル開発を巡っては、トランプ米大統領が2日の英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)のインタビューで、米国による単独行動も辞さない考えを示した。

ハイテン司令官は上院軍事委員会の公聴会で「北朝鮮問題のいかなる解決策にも中国の関与が必要だ」と指摘し、「戦略的観点からみて、中国が関与しない解決策は考えられない」と述べた。


〜引用終わり〜


それではなぜ中国の関与が必要でしょうか?

一つは昨日も紹介したように中国の了解なく北朝鮮を攻撃した場合、中国が介入して第二次韓国動乱に発展してしまう可能性があるからです。

中国との戦争あるいは武力衝突は避けなければならないのですが、それもあり得ると圧力をかけながら、着地点を模索しなければなりません。

次に北朝鮮の現体制を倒して金正恩を排除したとしても次の体制をどうするのかは中国の協力を得なければなりません。

その意味もあって戦略的観点から中国の関与なくして解決はないのです。

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