ttkzkn1610のブログ

今後ますます混乱し、崩壊の危機が迫る統一教会に対して快刀乱麻、収拾を目指します。本来の姿に再生させるには、自由闊達な議論のもと、各人の主体的判断による後継者の選択と真のメシア観の確立が最重要課題と確信しています。

トランプ大統領と習近平の会談が始まりました。

竹内良光さんからコメントをいただきました。


(寄せられたコメント)


六者会談のテーブルに着こうとせず、核やミサイルで挑発を続ける北を、中国ははらわた煮えくり返るほど苦々しく思い、許せないと思っている。 北には、金も技術もない すべて中国からと考えることができます。 中国が北を、コントロールしていると考えれば筋が通ります。


(黒頭巾のコメント)


コメントありがとうございます。中国が苦々しく思っているのは全く間違いないと思います。

しかし、中国が北をコントロールはできていないでしょうね。逆に北のミサイルは北京にも届くわけでアメリカと同様に中国も北に脅されているという見方もできます。

この ブログの記事の中でも中国研究者と中国政府関係者とのやりとりでも出ているように、北の矛先は中国にも向けられています。

それは中国との窓口であった三年前の正恩の叔父、張成沢の処刑にも表れています。


別の観点からなぜ、北の言うこともある程度聞かざるを得ないのかというと、狐狸庵さんのブログでも紹介されたように、中国国内で習近平と権力闘争をしている江沢民勢力が、北と古くから繋がっていて彼らが北を支配下に置こうとしているからです。

ですから習近平中央政府が北に対して経済制裁をしてもその勢力がいうことを聞かず、いわば密貿易的に北との取引をしていることも考えられます。それは中国にとって北朝鮮という緩衝地帯が必要なのはほとんど核心的な国益ですが、同時に北朝鮮と中央政府とは別にコントロールしている勢力にも気を使わねばならない権力闘争の厳しさかあります。

中国も習近平体制が崩れれば、一気に各地方の軍閥による内部分裂になりかねないのが実情です。同じ以前から共産主義一党独裁でも中国と北朝鮮では全く違います。

それで“土下座をしたいほどにアメリカに助けを求めている”というわけです。

そしてアメリカと中国の歴史的会談が始まりました。まだなんの成果出ていないようですが、トランプ大統領が習近平に握手を求めて満面の笑みを浮かべて嬉しそうな習近平の姿が印象的でした。

安倍首相と比較してもあまり素っ気なく対応されたのでは体面を気にする立場では格好がつきません。

安倍さんの19秒と比べれば、数秒くらいでしたが。握手の後、習さんは自分で拍手までしていました。よほど嬉しかったのでしょうか。

つまりティラーソン国務長官が少し触れたようにアメリカと中国の関係は特別な新しい大国関係であることを見せかけというところがあっても演出してぼしいのが、習近平の偽りない気持ちです。

中国にとってアメリカから、特別な大国としてのもてなしを受け、その面子が損なわれないことが国内的に最も重要であるということです。

もちろんアメリカはその中国の弱味を知って、有利な主導権を握ろうとしていることでしょう。

今回、有効な目立った「取引=ディール」の成果が出なかったとしても後々トランプの勝利すなわち金正恩体制のレジームチェンジが成功することをひたすら祈ります。

つまり第二次韓国動乱も万一お起こりかねない情勢下で笑顔がサーと出ているのは間違いなく良い方向でしょう。

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