シャボン玉さんのご主人さんのご意見に関して。
シャボン玉さんのご主人のグローバリズムに対する考えはある面非常に常識的です。よくまとまっていて、安倍首相に言ってもかなり同意されると思います。
私も同意できるところが多々あります。
それでもグローバリストによって洗脳されているという側面もあります。
ですからトランプ大統領がキチガイというのは誤解です。
詳しい議論はきりがないので大まかに説明します。
たとえば二代目王様がグローバリズムを否定されているのはグローバリズムの問題点を明確にしてその危険性を指摘されているのです。
だいたい全ての主義を全く間違っていると全否定することはそれ自体間違っています。
全ての人間に善悪があるように全ての主義には長所、短所の二面性があります。
ですからご主人のグローバル化の全否定するべきでというのは敢えていえば正しいとさえ言えると思います。
お父様のみことばを持ち出すまでもなくその功罪を明らかにすることは簡単なことです。
二代目王様が問題にしているのは現在の世界政府を目論む様々な世界的規模の団体やジョージソロスのような金の亡者が動かそうとさている犯罪的行為をまず問題にしておられるのです。
それは理解しておられるとすれば問題はグローバリズムとナショナリズムという単純な色分けでグローバリズムの方が人類全体にとって良いことのように思っておられることです。
それは多くの識者、専門家と称されるような方々のほとんどがそのように捉えていることから全く不思議ではありません。
私のような人間は殆んどの人が同意する意見は間違っているというある種の格言を信じる者でそのような者にとってはほとんどの人がそうなのかと思うことは胡散臭い、間違った判断や意見だとまず考えます。
それはより真実には近づかない考えだろうと推測できるからです。
たとえば、世の中の人のほとんどは統一教会に対して悪いイメージをもっています。(左翼の人は別にして)その意見をずーと聞いているとなるほど悪く思うだろうなと思います。また合っている点も多くあります。
私の子供の一人はその影響を受けて完全な反統一教会でした。私は論争はせずそれをほぼ受け入れるようにしていました。家内はかなり反論しましたが。
サンクチュアリに来て見ると信仰の世界はまだまだですが、その子供はあっさり受け入れました。統一教会のような矛盾だらけのところではないと判断したようです。
もしこれを理屈や信仰の面だけで話し合っていたならば、サンクチュアリに移ったとしてもどうせおんなじようなおかしなところでしょという感じで反対したでしょうね。
私のやり方は議論できる状況と思えば徹底的にでも議論を厭いませんが、まずはほとんど反論せず、相手の言い分のもっともな点を受け入れる様に頑張ります。
私はグローバル化は基本的概念は正しいと考えています。
しかし、現実の今起こっているグローバリズムには問題が大きいと考えています。
ひとつ例にあげます。グローバル化のひとつの現象は国境や地域を越えての人の自由な移動があります。そのひとつが移民や難民です。しかし、その自由はいきすぎればテロの温床となります。
もちろん移民難民によって利益を得ている人もいます。また移民や難民への愛情は観念としては正しいのですが、テロの増大は社会の分断を生み出し、やがてイスラム社会とキリスト教社会の分断が深刻化し、文明間の衝突へ発展し、戦争へと最悪の事態へと予想できます。宗教の力を知っていればわかります。
それはトランプが煽っているのではありません。きちんと対応しようとしているのです。トランプが分断を拡大しているのではなく、テロによる脅威、恐怖が分断を生むのです。
移民保護はたとえ正しくとも真に実現するには時に後退作戦も必要です。正しいからといって一方通行では破綻した時の損害が計り知れません。
ひとつの例を挙げました。
地球温暖化の問題、パリ協定の離脱問題も様々な側面があります。
総じて男性特に夫たる者、間違っていると妻から指摘されることを喜ぶ者はほぼ皆無です。妻からひたすら認めてもらって尊敬されることしか願わない愚かな存在です。
奥様の考えを変えることをお勧めします。
家庭連合では女性がより信仰的で先に行きます。その家庭連合が失敗しました。それで男性を立てて蕩減するのが原則的であると思います。
ご主人の良いところをいっぱい書き出して褒めて尊敬して、感謝してあげれば、感謝が帰ってきます。
男と女は議論に向いていません。
ああそうだね、そうよね〜とうなづき合うところから話が始まります。
そういう私ですが、妻からはあなたこそ実践しなさいと言われること間違いなしです。
全く男はプライドが強く傷つきやすいややこしい生き物です。
女から妻からプライドをくすぐられると元気になり、逆にプライドが傷つくと怒る、拗ねる、ペシャンコになるという具合です。
参考にしていただけたでしようか?
さてもう一度本題を考えてみます。
「トランプを支持すれば統一教会の本来の構想からかけ離れていくことになるのか」
をまともに捉えれば全くそんなことはないという答えになります。シャボン玉さんは
「亨進様が支持されるトランプは反グローバリストです。
世界は中央政府や世界銀行というもので一握りのスーパーエリートたちに牛耳られて
世界の各国の庶民たちは、搾取され奴隷化されている。
そのグローバリズムに対し、神様とお父様の導きの中で
トランプが宣戦布告して戦っている」と私たちは受け止めて応援しています。
ということですが、もし私が妻からそう言われたら本当にそうなのかと聞きます。亨進様がそうおっしゃっているからそう言っているだけだろ?と聞き返すかもしれませんね。意地悪ですか?
一番の問題は民主主義はその本質を失うと独裁主義に至ってしまうということですが、それを理解するには歴史をきちんと理解しなければなりません。私達が今、グローバリスト達の奴隷となっていることをきちんと理解することはかなり困難です。
観点を変えます。
私達が神様をきちんと理解することもかなり困難です。ですから罪を悔い改めて二代目王様の前に悔い改める立場で立たねばなりません。
二代目王様の言葉は基本的にお父様の言葉と同じです。
従って神様がトランプを立てたということを信じ、受け入れなければなりません。
それが受け入れられなければそれはサンクチュアリにいたとしてもその中の異端となります。
信仰的に言えばその辺りから問題があります。
お父様をメシアとして受け入れる。亨進様をその後継者として受け入れ、三代王権の二代目王様として信じ受け入れ、侍る。そしてその言葉をお父様の言葉として受け入れる。
従ってトランプ大統領は神が立てたマクロの摂理の中心人物ととして基本的に受け入れる。
それを前提としてその政策を論ずるということになります。トランプが完全ではありません。
もしそういうことでは難しい面があるとすれば、韓半島を救うためトランプが必要であることを証明するのが良いと思います。
オバマの政策の延長すなわち何もしないこと、戦略的忍耐の政策を続ければ、やがて北朝鮮はアメリカに届く大陸間弾道核ミサイルを開発しそれによってアメリカと交渉し、在韓米軍の撤退させ、南北統一を北主体で実現する。つまり韓半島は中国主導による共産主義統一が達成される。
(それが理解できなければ統一教会で何を勉強していたのだということです。)
それを防ぐにはトランプ大統領を立てなければならない。もしそれ以外の人が大統領になれば、決定的にロシアと対立し、第三次世界大戦の危機が迫り、韓半島には対応はできない。たとえばヒラリーが大統領になっていればロシアと戦争になるとする論調はアメリカでは結構ありました。
トランプを受け入れるのが難しければアメリカと在韓米軍が韓半島から引けば韓国は終わるということです。
韓国を北朝鮮から守るため、神様がトランプを送ったのだと言うしかないでしょう。