中国の卓球トップ選手達のボイコット❗️ 時代は移り、天運が動いています。日本に私に天運を。
最近、辛い話題苦しい話題が多いので、どちらかと言うと明るい話題を出しましょう。
先日、陸上の日本選手権100m,200mで、サニーブラウン選手が、二冠を達成ました。まだ18歳ですが、優勝候補には上がってきていなかったにもかかわらず、あれよあれよと言う間に二冠達成でした。
特に100m決勝では、桐生選手、多田選手、ケンブリッジ飛鳥、選手といった九秒台を誰が出すかという盛り上がりの中での予選、決勝と自己ベストを更新しながらの見事な優勝でした。
しかも彼がすごいのはより得意なむしろ200mで、二年前の世界ユース大会で、あのウサイン ボルト選手がかつて出した大会記録を塗り替えての優勝をしていることです。
これからボルト越えさえ視野に入るかもしれない、将来性豊かな身長188センチの大型選手です。
彼はお父さんが、ガーナ人、お母さんが日本人のハーフですが、日本国籍で日本育ちのようです。
また次の点にも評価されています。100m.200mの両方にエントリーしたとしてもどちらか得意な方に絞って勝負をかけるのが普通だそうです。
ところが、両方とも勝負して、14年ぶりの二種目制覇し、全部で予選決勝で5本走って次々と自己ベストを出しています。
また、100m決勝では、雨が降っていなければ、九秒台がでていたのではないかとも言われています。
また、あの将棋の藤井聡太四段はもう一人の関東の十代天才棋士と呼ばれる方と十代対決を制して、29連勝の新記録を打ち立てて、話題沸騰、空前の将棋ブームを起こしています。
さらに先回お伝した卓球界でも、張本選手以外にも、17歳の世界史上最年少メダリストとなった平野美宇選手ほか有望な若手が次々と現れています。
こういった十代の若手の才能があっと言う間に開花するのはそういう時代的恩恵圏がきていることを示しています。
つまり、今まではこういう指導をしてきた、こういう伝統的教育をしてきたという過去から積み上げてきたものが、必ずしも通用しない時代が、きていることを示しています。
伝統的なこと、経験的なこと、がかならずしも無意味!になったのではなく、それをやりながらも、もっと先覚的なやり方を先入観なく取り入れられるかにかかっています。
それでいて、みんな素直でしっかりしていて明るく、人格的にも好かれています。
そして何より、信念が強いのです。
日本全体を明るくしてくれています。
他国のことを言うのもなんですが、たとえば卓球でいうと中国が圧倒的に今まで、まあ今も強いのです。
でもその強さは国家がものすごく力を入れていて、いわゆる社会主義国家のステートアマの伝統を持つ強さがあります。中国の強さは、圧倒的な人口の中から、小さい頃から才能を見出して、国家エリートとして手厚い体制の下、鍛え上げられます。
そしてトップエリートとなればほぼ数億円の年収と立場も保証されてきました。
しかし、負ければ反省文を書かされたり、他の選手も含めた全体会合でそれを読み上げさせられたりします。
それらはかつては自己批判文とか言われていました。
春に17歳の誕生日をむかえた平野美宇選手にアジア大会で敗れた現世界ランク1位、リオ五輪の金メダリストの丁寧選手は、主な練習場の体育館に反省文が、張り出されました。
またかつては、(今も?)世代交代と称して選手の意向ではなく引退させられたり、(かつての世界女王 河智麗選手は23歳で引退させられて日本人と結婚して小山智麗となって大活躍しました。)
ところがそのシステムに陰りが出て来ました。
今月、ついこの前の中国オープンという地元の国際試合で男子選手の世界トップスリーの三選手が突然の男子代表監督解任に抗議して大会途中でボイコットするという前代未聞の事件が起きました。
この男子代表監督の解任劇は政府体育局幹部が、中国卓球協会に圧力をかけた結果と言われ、共産党内部の権力闘争の影響と言われています。
今後の中国の曲がり角を示唆するものと私は思います。
これまではどんな時も政府幹部である、中国共産党の指導に反旗を翻し、行動に出るなど考えられませんでした。
時代が動きつつあります。
私たちも時代の流れ、行き着こうとする方向をしっかり感じ取り、また、自らに働こうとする天運の流れに知って、変わっていきたいものです。