ttkzkn1610のブログ

今後ますます混乱し、崩壊の危機が迫る統一教会に対して快刀乱麻、収拾を目指します。本来の姿に再生させるには、自由闊達な議論のもと、各人の主体的判断による後継者の選択と真のメシア観の確立が最重要課題と確信しています。

家計問題の本質は官僚組織にあります。安倍首相宿命の対決。

家庭連合も問題は世の中の問題と合い通じていると思います。家庭連合の最大の問題はもちろん韓氏オモニの不信仰につきますが、それをそのようにさせた幹部達の責任も大きいと言わざるを得ないでしょう?

そして彼らはピラミッドのような組織を作り上げました。

トップは少数の特権的な最高委員などという方々です。

日本人は入っていなかったと思います。

そして次が大陸会長、そして各国会長、、、といった具合に階級が決まっていきます。

それに応じて待遇も変わりますが、位置が離れると特権的な立場や様々な“特典”的な権益がなくなってしまいます。それで様々なな工作をされます。

有名なのが日本で数年前まで総会長をしていた宗何某さんですが、日本で得た利益を元手に人事で韓国へ帰った後、不動産業で蓄財されているそうです。

日本で最初の総会長をされた金なんとか先生もそういったお話をお聞きします。

彼らを模範にして特に韓国の特権的な利益を得ようとする方々が後をたたないそうです。そして彼らに擦り寄る日本人幹部達。

彼らこそまるで中央官僚、地方官僚の姿と重なります。それが組織の弊害です。


[官僚たちの特権の象徴こそ天下りです。天下りに対して規制を大幅に強化したのが安倍内閣です。

私は内心この天下りというものをほぼ全面的に規制した法律ができた時からこのままでは済まない、官僚達は黙っていない、みすみす死に体となるはずがないと恐れていました。

事の本質は前川文科省前事務次官の安倍内閣への対抗心が決定的な影響を与えました。]

私は日本の官僚組織が家庭連合の組織とそっくりな構造になっているのに気がついて愕然としながら、当時は家庭連合にいましたので、そのような日本の官僚組織とどのように戦うのか、これが最大の課題に違いないと特に民主党政権下で考えていました。

なんといっても第一次安倍内閣の倒れ方が壮絶な印象でした。

小泉首相の時代はまずまず景気も良く小泉首相の人気もあって私もそんなに政治や経済に関心があるわけではありませんでした。

小泉首相の郵政民営化は国鉄の民営化の次のステージとして改革の本丸として華々しい劇場型と言われるパーフォーマンスもあって自民党をぶっ潰すとか抵抗勢力とかという言葉が飛び交いました。

みなさまの記憶も少し辿れたと思います。

そしてその後を継いだのが、第一次安倍内閣でした。

目の前で師匠格であった小泉元首相の激しい戦いを目の前で見られた当時の安倍首相は小泉さんも手を染めなかった官僚組織の改革をされようとしました。

見事な返り討ちを受けました。安倍内閣は様々な大臣達のスキャンダルの官僚からのリークを受け、安倍首相は選挙に敗れ、退陣を余儀なくされました。

特に農林水産大臣は代々スキャンダルにまみれ、顔に絆創膏を貼って出てきて、お詫びしたり、退任後自殺する大臣が現れました。

この現場を見てきたのが、小泉首相のブレーンであった竹中平蔵氏、や彼によってブレーンになっていった高橋洋一氏がいました。

竹中氏は小泉元首相に郵政民有化が改革の本丸というのもいいですが、それよりも本質的には官僚組織の抜本的改革をしないのですか?と聞いたら、俺にはムリだ、

内閣が吹っ飛んじゃう。といった趣旨の返事が小泉元首相から返ってきたそうです。

それを第一次の安倍内閣がやるという、すごい度胸だなと竹中さんは内心感心したそうです。竹中さん自身は小泉元首相との関係で大臣もされましたが、その後は政権からも離れ、政治家も“卒業”されました。

しかし、なぜ官僚組織が弊害となってしまったのでしょうか?

その弊害を詳しく書けば本一冊でも足らなくなりますし、竹中平蔵氏や高橋洋一さんも含めたたくさんの本が出ています。

私はこのお二人から多くを学びました。

例えば、官僚組織の弊害の一つが省益あって国益なしというのがあります。

これは日本の家庭連合を見てきた立場からもよくわかります。自分の利益(家庭連合では救い)は自分の受け持つ」何々省」の仕事(家庭連合では責任分担と言います)が果たされるか否かが最も関心があることなのです。

自分の利益なり、救いは自分の責任分担が果たされるか否かが重要であり、(つまりそれは自分の実績のことです。)

それによって自分が栄誉を受け自分の権益が保たれるということです。

もちろん自分の実績は大事なのですが、それは自分の立場を守ることよりも国や全体のためにあるという公の精神が優先されなけばなりません。

家庭連合のシックのレベルではみことばでは全体のため、神様のため、命まで捧げよ、でしたが実態は自分の救いのため、自分の責任分担の勝利のため、結局のところ自分の栄光のためでした。

私は家庭連合の組織のそのようにできていることを知り、特に幹部の方々がそうであることを痛感して、この組織に絶望的になりました。

ささやかなりとも一地方で本当に風通しの良い関係を作りたいと教会内ですが、教会組織ではない会を作りました。

官僚組織のことは実際をよく知っているわけではありませんが、第一次安倍内閣が倒れた時、この問題は日本における究極的な戦いであることを知りました。

官僚は日本でも最も「優秀」な方々があつまる組織です。

例えば戦後の首相在籍日数の記録を持つ佐藤栄作氏は戦前の東大法学部をトップで卒業して恩賜の銀時計組と言われ官僚から総理大臣に上り詰めた秀才です。

実兄の岸信介はもやはり銀時計組で満州官僚で、何十年に一人の逸材と言われました。

その岸さんが、お亡くなりになる直前にあの青年達(家庭連合、当時は統一教会)の言うことは本当(真実)だと思うと語られたエピソードがあります。

当時は日本のため、アジアのためという官僚としての自負があり、矜恃かあり、まさに天下国家を支え、動かしている自信にみなぎっていました。

戦後もその伝統があり、官民一体となった「日本株式会社」と海外から言われるほどの団結力で戦後の復興、高度成長時代を切り開いてきました。

その官僚組織が次第に変質してました。

(難しい話しでしょうね。わかっていますが仕方ありません。やさしい、わかりやすいそうだそうだとすぐ同意できる話ばかりではないのです。私たちが本当に国家に世界に影響を与えたければ、通じて見抜いて、対処していかねばなりません。

トランプ革命を支持する二代目王様は勉強されてこなかったでしょうか?

苦手な嫌いな政治の勉強もされてトランプ革命の真実を身を以て理解し、その方向性を共有しておられます。

ミクロとマクロという言葉だけ知ってもそのミクロがどのようにマクロにつながるのか、身を以てそれを理解するしかないといけません。

我々は王様になるのですが、王様にふさわしいでしようか?だからできないのではなくて、現実をよく見てそれを知り、戦わなけばなりません。サンクチュアリの全てがそうなってほしいのですが、戦える人はいつも少数です。その決意はあらゆる分野で試され、そして鍛えなければならないと思います。)


さて天下り規制の法律の「いけにえ」にされた前川前事務次官は家計問題で逆襲に転じました。長くなりましたので次回にします。

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