ttkzkn1610のブログ

今後ますます混乱し、崩壊の危機が迫る統一教会に対して快刀乱麻、収拾を目指します。本来の姿に再生させるには、自由闊達な議論のもと、各人の主体的判断による後継者の選択と真のメシア観の確立が最重要課題と確信しています。

韓半島情勢。党大会までの権力掌握に忙しい習近平と痺れを切らすトランプ大統領。

さて韓半島情勢ですが、北朝鮮の核実験が8月か9月には実行されそうです。

しかし、アメリカの軍事作戦は少なくとも11月かと言われている中国共産党大会が終わるまではなさそうです。

北朝鮮をどうするかという問題は中国のなくしては困難なので、習近平の共産党大会の人事問題が終わるまでは動けないのが実情です。

そしてポスト習近平最右翼とも言われ、また次期国務院総理(首相)と言われた孫政才が失脚しました。

(参照)

次期国務院総理候補の孫政才、失脚?――薄熙来と類似の構図

遠藤誉  | 東京福祉大学国際交流センター長、筑波大学名誉教授、理学博士


7/18(火) 7:30


さて習近平はこの五年の一度の共産党大会で幹部人事を決定して権力の掌握をしなければなりません。

彼は長年腐敗体制のトップにいた江沢民派と抗争を続け、その一掃に尽力していました。

その江沢民派の牙城とされて来たのが上海閥であり、実は、北朝鮮親密なのがこの上海閥とのつながりの深い北朝鮮と国境の接する東北部の軍閥、瀋陽軍区なのです。

彼らは北朝鮮と深い関係があり、朝鮮族との古くからの結びつきもあり、密貿易も含めて、国境を行き来しています。

習近平にとって北朝鮮問題は、コントロールの効かない地方軍閥との問題です。


次の記事を参考にしてくた。

〜引用開始〜


澁谷 司(拓殖大学海外事情研究所)

(しぶや・つかさ)

日本戦略研究フォーラムの渋谷司のチャイナウォッチより。


習近平政権による軍改編の 失敗 と北朝鮮 政策提言委員・

拓殖大学海外事情研究所教授 澁谷 司


(前略)


北京政府は従来からの 大軍区(瀋陽軍区・北京軍区・済南軍区・ 南京軍区・広州軍区・成都軍区・蘭州軍区)改編を模索した。

その最大の狙いは、習近平政権(「太子党」)が、(北京の言う事を聞かない) 瀋陽軍区潰しにあったと思われる。同軍区は基本的に「上海閥」であり、 辺境に位置するため精鋭部隊が配備されている。

周知のように、瀋陽軍区は北朝鮮と関係が深い。実際、今の金正恩体制を支援しているのは瀋陽軍区である。 ここから、食糧・エネルギー等が北へ流れている。

だからこそ、金正恩第一書記は習近平主席に対しても国際社会に対しても強気なのではないか。 瀋陽軍区が北朝鮮の命運を握っていると言っても過言ではない。 恐らく日米韓が北に厳しい経済制裁を行っても、あまり効き目はないと推測される。

実際、北京政府は金書記の核実験・ミサイル発射実験を苦々しく思っているに違いない。 面子を失うからである。けれども、瀋陽軍区が北を支えている限り、北京は如何ともしがたい。

そこで、習近平政権は北京軍区と瀋陽軍区を合併させ、直接、北京が新戦区全体をコントロールしようと 目論んでも不思議ではない。

ただ、今年 月に発足した 戦区体制(「北部戦区」「中部軍区」「東部戦区」「南部戦区」「西部戦区」)を 子細に見る限り、習体制による解放軍改編は“失敗”したと言えよう。 当初案である北京軍区と瀋陽軍区の完全統合ができなかったからである。 それどころか「北部戦区」は、習政権が目指した北京からの瀋陽軍区コントロールが効かない体制となっている。 と言うのも、旧瀋陽軍区は北京軍区の一部、内モンゴル自治区を取り込んで、拡大版「北部戦区」へと生まれ 変わったのである。

恐らく、習政権が意図していた北京軍区と瀋陽軍区の統合案が、党や軍の反対で流れたに相違ない。

他方、北京軍区は内モンゴル自治区を失った。 ただ、同軍区は、予定通り済南軍区等を併合して「中部軍区」となり、お茶を濁している。 これでは、北京政府は何のために解放軍改編を実施したのかわからない。

ところで、北朝鮮は、今年 月 日に“水爆実験”を強行した。更には、翌 2月 7日には、 「人工衛星」と称する大陸間弾道ミサイルを打ち上げている(経済的には、北の対中東“ビジネス”の手段と 考えられよう)。※澁谷 司の「チャイナ・ウォッチ」

〜(引用終わり)〜


トランプ大統領もこの習近平の立場にエールを送ってきましたが、それもそろそろしびれをきらしてきた、

これから、徐々中国に圧力を加えて、だんだん厳しい関係になりそうです。そして年末から来年には大きく局面が変わりそうです。

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