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著名な外交評論家、元外務官僚の宮家邦彦氏の平和ボケが止まらない!国民は覚醒しなければならない。

著名な外交評論家で旧外務官僚の宮家邦彦氏の平和ボケが止まりません。

トランプ大統領を揶揄していますが、いつまで国民に平和ボケのままにしておくのか?

彼らの平和ボケはどこまでも止まらない、その一つ例を取り上げます。


〜引用開始〜



宮家邦彦のWorld Watch

2017.8.3 09:00

更新

【宮家邦彦のWorld Watch】米ですら軍事的選択肢を躊躇する可能性 米中首脳が空虚な言葉を続ける限り、金正恩氏は足元を見続ける  - 産経ニュース


 7月28日深夜、北朝鮮が2度目の大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射実験を強行した。世間は大騒ぎだが、筆者に驚きはなかった。金正恩朝鮮労働党委員長は長期開発計画に従い、粛々と実験を重ねているからだ。むしろ驚いたのは米中首脳の最近の発言の軽さである。


まずはトランプ氏。彼は感情の起伏が激しい。神経質で繊細で自己顕示欲が強い。北朝鮮と習近平氏に関する過去3カ月の発言をまとめた。

 ●習氏はとてもいい人で、何かしたいようだが、できない可能性もある(4月27日)

 ●北朝鮮は中国や尊敬すべき習近平国家主席の思いに敬意を払わない(同28日)

 ●習氏は友人だが北朝鮮でもう少しやってくれるはず、様子を見たい(7月14日)

 ●中国には大いに失望、しゃべるだけで何もしない。このままでは許さない(同30日)

 おいおい、トランプさん、今頃分かったのかい。想定内の話を「失望」なんて言わないでほしい。確かに中国の役割は重要だが、今中国は役割を果たせる状況にない。理由は2つ。第1は今年が共産党大会の年、対外政策で冒険できない力学が働くこと。第2はそもそもポスト北朝鮮の朝鮮半島について米中に共通の青写真がないことだ。米韓主導の半島統一は中国にとり最大の脅威だからこそ、習氏は今何もできないのである。

 北朝鮮の真の意図は、軍事的挑発ではなく、交渉上の挑発だ。米国本土に届く核弾頭付きICBMを実戦配備することにより、力の立場から米国と交渉し、自国を核兵器保有国と認めさせた上で、米国と平和条約を締結し、最終的に生き残ろうとしている。

 しかし、現状は北朝鮮が求めるものと正反対だ。核弾頭付きICBMが米本土に届くということは、米国にとって問題はもはや東アジアの安全保障ではなく米国の本土安全保障、ホームランドセキュリティーとなる。本気で自衛権行使を考える可能性が出てくるということだ。その意味で北朝鮮は自国の存立に大きなジレンマを抱えている。

 続いて習近平氏だ。7月30日、迷彩服姿の習氏は党中央軍事委員会主席として建軍90周年軍事パレードに出席し、次の通り演説したそうだ。

 ●軍は党の指導の下にあり、党への忠誠を誓うべし

 ●戦闘力を維持し戦えば必ず勝てる精鋭部隊となるべし

 ●党は人民解放軍を世界一流の軍隊にする

 あれあれ、習近平さん、人民解放軍はいまだ世界一流じゃないってことなの、と一緒にテレビを見ていた女房が言った。まだ戦えば負ける非精鋭部隊なのか。党はいまだ軍を掌握していないのかい。



 北朝鮮はICBM開発を急いでいるように見える。理由は金正恩氏の危機感だろう。後ろ盾のはずの中国は頼りにならず、米国の圧力に屈するかもしれない。そもそもトランプは何をやるか分からない。されば早く対米和平交渉を始めたいのだろう。それは逆効果となるだけなのだが。

 最後に国際社会は何をすべきか。問題は3つある。第1は北朝鮮に核兵器開発を断念する気がないこと。完成まであと一歩で断念させることは難しい。第2は、軍事的圧力だけで北朝鮮が方針変更するとは思えないこと。最後は、韓国や中国はもちろん、米国ですら軍事的選択肢を躊躇(ちゅうちょ)する可能性が高いことだ。米中首脳がこうした空虚な言葉を続ける限り、金正恩氏はわれわれの足元を見続ける。当面は中露企業などに対する経済制裁を強化するしかないが、日本人も平和を守るため、平和が崩れるときに、戦う覚悟が必要になるかもしれない。

                   

【プロフィル】宮家邦彦

 みやけ・くにひこ 昭和28(1953)年、神奈川県出身。栄光学園高、東京大学法学部卒。53年外務省入省。中東1課長、在中国大使館公使、中東アフリカ局参事官などを歴任し、平成17年退官。第1次安倍内閣では首相公邸連絡調整官を務めた。現在、立命館大学客員教授、キヤノングローバル戦略研究所研究主幹。


〜引用おわり〜



いろいろ突っ込みどころ満載の記事ですが、一番気になったのは記事の最後の<<日本人も平和を守るため、平和が崩れるときに、戦う覚悟が必要になるかもしれない。>>というところです。

それこそ、おいおい、宮家さん今頃何を言ってんの!元外務官僚は相変わらず平和ボケで今頃気付いたのですか?

次に<<米国本土に届く核弾頭付きICBMを実戦配備することにより、力の立場から米国と交渉し、自国を核兵器保有国と認めさせた上で、米国と平和条約を締結し、最終的に生き残ろうとしている>>というところです。

問題は平和条約の中身でしょう。

平和ボケしている国民はこれだけだと平和条約締結でいいじゃないかと思ってしまうんじゃないですか?

それがあなた方の意図かもしれませんが、国民をそうやって長いこと平和ボケのままにしておいたほうがやりやすかったのでしょうが、今や通用しない世界になっていることにいつ気がつかれるのでしょうか?

国民の大多数は金正恩体制が生き残ったところで平和が保たれればいいんじゃないかと考えるでしょう。

それで良いのならこんな苦労はいらないわけです。宮家さんは

<<北朝鮮に核兵器開発を断念する気がないこと。完成まであと一歩で断念させることは難しい>>と言っておられますが、なぜ、金正恩 は核兵器開発を完成までやめないのかをなぜ、語らないのか。ということです。

金正恩は金王朝三代の悲願である南北統一を必ずやるつもりです。

38度線は休戦状態です。平和条約は当然これを終わらせるものでなければなりません。

すると北の現体制の体制維持の保証は北朝鮮に対する敵対政策を止めることが前提でしょう。

すなわち今の在韓米軍の撤退を強行に主張します。平和条約を結ぶということはそれを受け入れるということでしょう?

そのことはなぜ触れないのか?

わかっていないはずはないでしょう。結局、彼らの正体を明らかにせず、曖昧な体裁の良い表現で、その真意を隠して、波風の立たないような生き方を外務官僚やその一族はしてきたのでしょう。

そのように思うしかありません。

次も納得のいかない表現が続きます。 <<最後は、韓国や中国はもちろん、米国ですら軍事的選択肢を躊躇(ちゅうちょ)する可能性が高いことだ>>

トランプと言えども軍事的選択は躊躇せざるを得ないだろうという分析を言いふらせば、そうか、やはり日本の世論は平和ぼけを続けていて、 トランプも日本や韓国の戦争反対の世論もあって軍事的選択はしないという間違った判断のとに軍事的脅威ますます強めて、まさに挑発をエスカレートするでしょう。

ですから、あえてひょっとしたらトランプは実行するかもしれないと思わせながら、相手を牽制しているのでしょう。

私にはトランプの中身があまりに大きいので宮家さんの旧外務官僚あたりでは理解が及ばないように思えます。

北朝鮮の激しい言動はアメリカが取り合わなければ、アメリカを排除し、韓国、日本をコントロールするのに都合がいいわけです。つまり最終的には核攻撃の脅威に国論も国際世論も分断されていきなねないわけです。

それに対抗して決して北朝鮮の都合のいいようにはならないというメッセージは出さなければなりません。

トランプを揶揄する暇があるのなら、北朝鮮に対するトランプに変わる代案を示してください。

いい加減に平和ボケから脱却してください。

そして国民をバカにするのはいい加減にやめて欲しいものです。

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