ttkzkn1610のブログ

今後ますます混乱し、崩壊の危機が迫る統一教会に対して快刀乱麻、収拾を目指します。本来の姿に再生させるには、自由闊達な議論のもと、各人の主体的判断による後継者の選択と真のメシア観の確立が最重要課題と確信しています。

北朝鮮の核実験はどのような影響を与えてくるのか、悩ましい問題です。

北朝鮮の核実験の速報についてhide6500さんからコメントをいただきました。いつもコメントありがとうございます。返信しようとしましたが、長くなりましたので本文の記事とさせていただきます。


〜当ブログへのコメントです。〜

hide6500

北朝鮮が行った実験は水爆のようですが、水爆の小型化に成功しているのは間違いないでしょう。サンクチュアリーの人々が、現実を直視し、物事の本質を正しくとらえる必要があります。そうしなければ、世界が滅びます。

〜コメントおわり〜


さて、北朝鮮の今回の核実験の規模は、前回去年の9月の実験の規模にして10倍前後と言われています。水爆とみられています。小型化つまりミサイル搭載が可能になってきたという見方も有力なようです。

来年か早ければ今年末にも実戦配備化が可能かという話になるでしょう。

韓国(世界)が生き残るかどうかですが、これから起こるであろうシナリオを考えてみます。

まず、今回の北朝鮮の核実験で一番怒っているのは中国です。

アメリカも頭を痛めていますが、トランプ大統領のコメントも遅れているのは対応に苦慮している次元です。

しかし、中国は「強烈な非難」という言葉で早速、怒りをあらわにしています。

これは、習近平の権力基盤に重大な影響があるからです。

10月に五年に一度の党大会を控えて、習近平は最高幹部の人事の決定に必死です。特に注目されているのは五年後誰が彼の後継者になるだろうかという問題です。

習近平の本音はトップ十年間という慣例を破って五年後も自分がトップでいたいようですが、それはどうしても無理なので、院政を敷く布陣を敷くことができるどうかということです。

もし、それが出来なければ、単に権力闘争というより、中国にも危機が迫っているからです。(そのことに触れるのはまたの機会にします)

ですからアメリカや日本の強い要請である石油の禁輸といった北朝鮮への制裁ができないのです。

今回の核実験で間違いなく、石油を止めることが、アメリカなどから求められ、そうしたいところでしょうが、踏み切れない事情があります。

石油の禁輸は北朝鮮の息の根を止めることになりますが、北朝鮮の反発を恐れているのです。

北朝鮮の崩壊の危険性もあり、そうなれば、数百万といわれる難民が発生します。彼らが頼るのは先ず中朝国境付近に住んでいる中国東北部の朝鮮族の人々です。

それだけでなく、昔からこの付近の遼寧省、吉林省あたりは北朝鮮とのつながりが深く、また習近平と対立してきた江沢民派の影響が長く続いていています。

つまり、最も習近平が掌握しきていない場所であり、昔からの因縁の土地がらです。

清を支配してきた満州族の地であり、軍閥が割拠したところであり、北朝鮮との結び付きが強く、習近平は手出しができません。

そこで北朝鮮の暴発は彼らを巻き込んで、中央に反発し、対抗してくる恐れがあります。

これまでも、手を焼いている習近平は石油を止めることができず、また中朝国境の混乱を治める自信がなく、その決断に踏み切れません。

それは中国全体の秩序崩壊につながりかねないからです。

しかし、アメリカと対立してその経済制裁をうけることも中国の経済に深刻な影響を与えかねず、ジレンマに陥っています。

習近平にとって一番いいのはアメリカと北朝鮮が交渉して、北朝鮮の現体制が存続し、韓国からアメリカが撤退して、中国の勢力下に入ることです。

自分がやらなくても北朝鮮がやってくれれば、漁夫の利を得られるのが中国なので、アメリカの太平洋側を二分する夢が叶うことになります。

もちろんアメリカの出方次第ですが、アメリカにも北朝鮮の核を認めて、平和条約を結んだ方が良いという意見も出ています。

トランプ大統領の力が弱くなれば、そういう意見が強くなる可能性もありますが、今のところ年末から来年春にかけて大きな軍事的圧力をかける可能性が強いと思われます。

中国の北朝鮮に対する制裁がどこまで本気で、その効果を見極めることと、アメリカの体制がどこまで整うかによりますが、マティスはあと二、三ヶ月で準備ができると説明しているようなのでやはり年末以降が山場でしょう。

韓国が自力で生き残る道があるとすれば、韓国自体が核武装をすることです。

日本が核武装すれば、中国にとっても大きな脅威となり、その影響の恐ろしさはわかりますが、議論は良いのですが、今すぐの実現性はないと言っていいでしょう。

日本に運命を托するのではなくて、韓国は自分の国を守るため、自ら核武装をすることが早道です。

核開発が間に合わなければ、アメリカに頼んで、在韓米軍撤収後も一部残るか、もしくはアメリカの核を韓国に持ち込ませてもらって、北朝鮮に核で対抗することです。

北朝鮮は激怒して、チキンレースが韓国との間に繰り広げられるでしょう。

客観的に見て、北朝鮮の工作が進む韓国は分が悪く、耐えられるとは思えませんがどうでしょうか?

核武装して北と対峙すること自体、難しいようにも見えます。

もしできるとすれば、北とのつながりの深い文在寅政権を何らかの方法で倒すしかないと思われます。

分裂が現実化して、内乱状態になるかもしれません。

その時、戦いを先導し、先頭に立って戦うのはサンクチュアリしかありません。

水や備蓄食料も必要ですが、サバイバルだけでなく、戦う気力と準備がどれだけあるでしようか?

サンクチュアリ内部が対立し、分裂しているようでは歯が立たないでしょう。

聖殿内部の闘争を収め、アベル圏(右派)を糾合して、戦う集団にして、カイン圏(左派及び文在寅支持派)を崩さなければなりません。

そうすれば、韓国を、ひいては世界を救う道が開かれるかもしれません。

先ずはアメリカに対する態度をあらためてアメリカになんとしても守ってもらえるようにすることです。

最低でも核兵器を残してもらわないと戦いになりません。


今の文在寅はアメリカに信用されているように見えないようです。

この緊迫した時に、安倍首相とトランプ大統領は頻繁に電話会談をしていますが、文在寅と電話会談しているとはまだ、聞いていません。

わが道を行く韓国には未来はないのではないでしょうか? 実に悩ましい問題です。

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