トランプ大統領、金正恩委員長と五月にも会談する方向。
今日は一さんの投稿から、トランプ大統領が、金正恩北朝鮮労働党委員長との会談発表を取り上げて見ましょう。、
一さんの投稿(一部)より。
〜引用開始〜
(前略)それよりも、マクロ的に、金正恩朝鮮労働党委員長がドナルド・トランプ米大統領との会談を提案してきた。これに実績がともなえば、天運の意思の連鎖そのものですよ。
〜引用終わり〜
トランプ大統領が「行こう(会おう)」と韓国からの特使を呼び寄せて正恩氏の会談の提案に飛びつくように応じたのは世界中に大変な驚きを与えました。
アメリカや日本はもちろん韓国からもリスクを指摘する声が出ています。
全く妥当な意見であると思いますが、あのトランプ大統領のことですから、何か裏があると読んでみるのもありと思います。
ひどいものになるとあと二、三日に迫ったペンシルベニアでの補選や11月での中間選挙に対する対策しか考えていないといった人気取りやショーマン振りを揶揄する解説まで出ています。
本質のわからないそれこそ大衆受けを狙った分析しかできない研究者も結構目立ちます。
多少はそういった面を割り引いてもトランプ大統領にはそれなりの今回の米朝対話にはやってみる価値があると判断しているものだと思います。
ます世界最高レベルの諜報期間の情報が毎日のように報告(ブリーフィング)を受けていますし、日本の安倍首相をはじめとする世界中からの同盟国からくる情報があります。
それを総合的に勘案し、独自の組み立てをしてディール(取引)がありうると考えた末のことであろうと思われます。
すなわち平昌オリンピック後の南北対話の結果このような提案がありうると準備があったことが推測されます。
そのことは一般の識者も想定内でしたが、まさかなんの下準備もなくいきなりトランプ大統領がその提案を受け、早い方が良いとして五月中の会談に意欲を示したことには世界中があっと驚いたのです。
どうせやるなら一か八かではないが、徹底してやってみようということでしょう。
完全に金正恩の北朝鮮問題を一気に解決するめどを立てようと突っ走るつもりでいるとまで考えていると思います。
私の予想では一気にと言っても実質は一年や二年それ以上かけて北朝鮮を親米の国に変えようと考えていると予測しています。
それ以外に北朝鮮が生き残れる道がないことを率直に胸を開いて語ろうということでしょう。
もちろんアメリカに対する敵意と憎しみで固まって北朝鮮が、簡単に親米にはなり得ないはずですが、若い正恩はドラスチックな解決を目指しているはずで案外話しが合う可能性はあります。
もちろん逆にいうとそれだけ北朝鮮は追い詰められているということです。
つまり高度な経済制裁と国際的圧力をアメリカの軍事力の脅威を前に生き残れるかどうか危うくなりつつあり、いよいよと追い詰められる前に(核戦力)高く売りたい思惑があると読んでいると思われます。
ですから楽観はできません。できるだけ高くうる交渉をすることになるまで話が詰められるかどうかまさにトランプ大統領の真骨頂が試されることになるでしょう。
もちろん最悪のシナリオも。それこそ交渉決裂して一気に情勢が悪化することもありうるわけですが、私はそうなる可能性は高くはないと踏んでいます。
世界で最もタフな交渉となるでしょう。