ttkzkn1610のブログ

今後ますます混乱し、崩壊の危機が迫る統一教会に対して快刀乱麻、収拾を目指します。本来の姿に再生させるには、自由闊達な議論のもと、各人の主体的判断による後継者の選択と真のメシア観の確立が最重要課題と確信しています。

北朝鮮は追い詰められ、交渉を焦っています。

一さんからコメントをいただきました。ありがとうございます。ご紹介します。

〜引用開始〜

投稿者:一さん

コメント本文:米朝首脳会談、トランプ大統領のディール(取引)のうまさによって、一歩一歩、実現に近づいている感じですが、最大の山は、北の切に主張している「体制の保証」だと思います。

北は半島の非核化と言ってますが、これは、北の核放棄では無く、在韓米軍の無力化を目標としていると思います。

在韓米軍が無力化されたら事実上、韓国を北に明渡しているのと同じです。

いよいよ正念場を迎えました。

〜引用終わり〜


「体制の保証」という言葉が最大の山場というご意見は本当にその通りだと思いますが、今のままでは全く難しいことであると私は思います。

なぜなら北朝鮮にとって核を完全に放棄することは実際は体制の転換を意味します。

金正恩と雖も国内がもたないということです。

あらゆる物事に対して軍事優先の先軍政治の体制をとってきてその頂点が核兵器などの大量破壊兵器にあることですから、それを完全に放棄することは北朝鮮の体制の崩壊を意味します。

つまり、韓半島の統一もできなくて、韓国にせよ米国にせよあるいはその両方が敵ではなくなるとこれはもう核を中心とする先軍政治の崩壊です。

軍は絶対に納得しません。

最近北朝鮮の軍のトップが解任されたとの情報があり、金正恩の融和路線への転換に対してその説得に失敗したことによるとの一部報道がありました。

真偽のほどはわかりませんが、軍の動揺はあり得る話です。

トランプ大統領はその点をどのように斟酌しながら、デイールに臨んでいるのか予想がつかないのが実情です。

金正恩の予想をはるかに上回る厳しい姿勢が、トランプ大統領周辺にはあり、簡単に騙せるわけではないことがわかってきました。

例えば、核の技術者を、3000人くらい外国に移住させる条件があり、苦慮しているという情報があります。

仮に全ての核兵器を廃棄して全ての核施設を破壊できたとしても技術者が残れば、短期間で核施設を再建して再生させることができるわけですから、主要な技術者の育成確保が不可能なように外国に移住させてしまうわけです。

北朝鮮にとってそれを受け入れるということはほとんど無条件降伏です。

たとえ金正恩が同意しても軍や政権中枢は権力を全ての源泉を奪われるわけで、金ファミリーの安全は保証されたとしても、自分たちの身分は地に堕ちることになりかねません。

これは言い方を変えれば、金正恩の敵前逃亡であり、残された自分たちは怨念を持つ国民によってあるいは金正恩自身から粛清される可能性が十分にあることになります。そしてその逆もまたあり得るわけです。

このような厳しい交渉に日本の影の振り付けが必要なはずです。

たとえば、安倍首相は東洋的な忠誠心のある組織のあり方をよくアメリカに説明して、きめ細かい対策に当たらなければ、具体的に北朝鮮を説得できないことを教えるべきです。合理的かつ直線的で突き進むアメリカ人気質ではとても対応できないと思います。

米朝会談に韓国が加わろうとしていますが、とても危険だと私は認識しています。

韓国はむしろ北をそそのかして在韓米軍の縮小、撤退などを画策してあたかも仲介の労を取る「良い子」を装って北朝鮮がアメリカを騙せる誘惑を再び抱かせる可能性があります。

さらに北朝鮮を追い詰めて、金正恩がアメリカに安全保障を頼むくらいの離れ業が出来なければ、北朝鮮に核を完全に放棄させることはできません。

韓国がアキレス腱です。

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