ttkzkn1610のブログ

今後ますます混乱し、崩壊の危機が迫る統一教会に対して快刀乱麻、収拾を目指します。本来の姿に再生させるには、自由闊達な議論のもと、各人の主体的判断による後継者の選択と真のメシア観の確立が最重要課題と確信しています。

共産主義は70年を超えられない。ソ連はそうだった。北朝鮮はどうなる?

一さんから次のようなコメントをいただきました。ご紹介させていただき、考えてみようと思います。

〜引用開始〜

米朝首脳会談、終わった時、こんな薄い内容の首脳会談なんて意味があるのか?と思いました。CVIDにほとんど触れて無いし。

しかし、北朝鮮が作成した米朝首脳会談のドキュメンタリー映画を見た時、ある事を感じました。

これは、ソ連時代のゴルバチョフ大統領が政治経済の抜本的改革を目指しペレストロイカ(改革)を行った時と似ていないか。

当時、西側の首脳陣はゴルバチョフが歴代の最高指導者と違うこと感じ取り、西側に引き寄せました。その結果としてソ連の内部崩壊を招きました。

今回の米朝首脳会談では、金正恩をシンガポールと言う西側の先進国家に招き、堪能させました。

そうすることによって、金正恩を西側諸国に加われる様に意識を目覚めさせるのが本当のトランプ大統領とアメリカの目的だったのではないだろうか。

北朝鮮は建国70年、ソ連も建国70年で崩壊しました。

この歴史的同時性が実現するかどうかに注視して行きたいと思います。

〜引用終わり〜


確かに文鮮明師は共産主義は70年を超えられないと予言され、まさに1920年のソ連成立から七十年目にソ連は解体されていきました。

またこの局面に至るまで軍事的衝突も含めて北朝鮮にとってのクライシス(危機)は迫っている印象はかなりあったと思います。

また文鮮明師は何度も金日成に対して(あるいは息子の金正日に対しても)飛行機に乗せて西側の国々の姿を見せてあげたいと語られたという話も聞いたことがあります。国を開けば生き残る道があるだろうという意味です。

その意味でご指摘のお話もソ連のゴルバチョフのペレストロイカのたとえもあながち関係なしとは言えないと思います。


しかし、客観的な状況がかなり違うところがあるのではないかと思います。

たとえば、中国は建国が1919年なので2019年には建国70年を迎えます。 しかし、来年にも中国もしくは中国共産党の一党独裁が崩壊する兆しは今のところありません。

また金正恩委員長に国内での改革(ペレストロイカ)を党、軍、政府などで行おうとしている様子もまだ見受けられません。

今はトランプ大統領とのケミストリー(相性)やら信頼感といったところしか根拠がありません。

むしろ、彼の今の立場は実力で勝ち取った位置ではなく、世襲によるもので、祖父、父からの三代目を受け継いだものです。

ですから、祖父以来の南北統一、朝鮮半島の赤化統一の野望を捨てされる立場にあるのか難しいところだろうと思います。

つまり北朝鮮はソ連とかというヨーロッパの国ではなく、先代の遺訓と儒教的忠誠の国です。

またソ連は一国てアメリカとな並び立つ大国でしたが、北朝鮮は中国の軍事的経済的自立を図ることの困難な国です。中国との関係は中国にとっても緩衝地帯として譲ることのできない国境を挟む地政学的生命線です。

ロシアもまた影響を与えることを望み、また中国と組む可能性もあります。

ですから文鮮明師も朝鮮半島は朝鮮民族だけでは運命を変えられない、中国、ロシア、米国、日本のすべての国の合意無くして決められない運命であると語られておられました。

米国頼りだとしてもの金正恩が、一気に体制転換できるのか、相当に険しい道のりであと考えています。

可能性はやはり5%といったところではないでしょうか?

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