ttkzkn1610のブログ

今後ますます混乱し、崩壊の危機が迫る統一教会に対して快刀乱麻、収拾を目指します。本来の姿に再生させるには、自由闊達な議論のもと、各人の主体的判断による後継者の選択と真のメシア観の確立が最重要課題と確信しています。

「斬首作戦」の行方は? そしてポスト金正恩体制とは。

北朝鮮の新型ミサイル発射から10日が過ぎました。

金正男暗殺事件も起こり北朝鮮を中心に緊張感が高まりました。

3月の米韓軍事演習がそのまま北朝鮮に対する先制軍事攻撃につながるかが、注目されてきましたが、新しい情報を総合的に分析するとその可能性はかなり低くなりました。

もちろん危機に直面していることに変わりなく何が起こるか予断は禁物です。

しかし、ここにきてアメリカからの斬首作戦といった先制攻撃が、すぐに3月にも起こるかは不 透明です。

要因はいくつかあります。まず、アメリカの国内事情です。トランプ大統領就任以前から、トランプ側近として各国への根回しをしてきたフリン大統領安全保障担当補佐官が事実上の解任されました。

これは大統領就任以前に駐米ロシア大使とウクライナ問題でのロシアへの経済制裁解除の協議をしていたことへ批判が原因と言われていますが、トランプ大統領からの信頼を失ったことによるとされています。

これはフリン補佐官があまりに政治的に動き過ぎて周りとの軋轢を生み、やや立場を逸脱したことにありそうです。

そしてその後任人事に手間取り、ようやくマクマスター陸軍中将が決まりました。彼は現役の軍人ですが、一般的に高く評価された戦略家で素晴らしい軍歴の持ち主であり、やがて政権の安全保障政策は持ち直すでしょう。

その間体制の立て直しを迫られたことことがあります。

次に中国の動向があります。金正男暗殺は中国にとってもショックは大きく、中国は北朝鮮に対する圧力を強める方向に行きそうです。その中国の北朝鮮政策を見極めようということです。

中国は今頃になって国連の対北朝鮮経済制裁の柱であった北朝鮮からの石炭輸入を年内全面的禁止を発表しました。 北朝鮮の石炭輸出は輸出全体の約4割をしめると言われ、もし本当に実施されれば壊滅的打撃を与えるはずですが、どこまで本気かはわかりません。

過去にも人道的な観点を理由にして抜け道をいろいろ作ってきたからです。

とりあえず北朝鮮への圧力を強める姿勢は出しました。やがて行われるであろう米中首脳会談では金正恩というトップをどうするか、つまり首をいかにすげ替えた上で、中国のある程度納得する体制を話し合うと見られます。

その上でその執行をどのようにしていくのかも当然話し合われるでしょう。

それから韓国の政局の動向です。世論の動きに変化が出てきました。これまては中国、北朝鮮の策動に主導された左翼中心のローソクデモが圧倒してきましたが、ここにきて、保守派の巻き返しによる太極旗デモがそれを凌ぐ勢いとなりました。これは大統領弾劾裁判に影響があります。

確実な証拠や法的論理よりも国民の情緒が優先されるという韓国の法曹界、政治状況にあって世論の動きは大きな影響しかも決定的影響を持っています。

これにより、朴槿恵大統領の弾劾が却下され、大統領に復職する可能性が出てきました。

朴槿恵大統領は復職すれば左派を抑え、米韓同盟を命綱としてTHAADミサイル防衛システムの配備を推進し中国からは完全に離れるでしょう。

しかし国内は前回でも触れたように大混乱となり戒厳令の布告もありえるでしょう。

また北朝鮮の動向も気になるところです。3月の米韓軍事演習への挑発、さらに四月には最大の祝日とされる金日成主席の生誕記念日である「太陽節」があります。核実験、ミサイル発射実験はこのような重要記念日に行われるのが常です。

それらをにらんでどれくらい万全の態勢を組めるのか、が課題でしょう。

もし軍事作戦となればできるだけ韓国、日本も含めて同盟国側の犠牲が少なくすむのが一番でしょうし、また、中国をはじめとしてロシアも含む関係国との連携がどの程度やれるのか、それは北朝鮮のポスト金正恩の体制がどうなるのかも問題です。

さらに次の国際秩序がどのようになるのか、ポスト金正恩体制はそのことのかなり決定的要素となるでしょう。

韓半島問題は世界的課題の試金石となり、また縮図であります。

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