今は百済滅亡の悲劇が思い出されます。落花岩での悲劇が、弱い者達が犠牲になります。
私の知人の日韓家庭の方は四月の危機の際、日本に移動するはずでしたが、あまりに急で、失いそうなものが多く、準備してくることになりました。
三ヶ月くらいでこれるか、半年かかるかなとか言っているうちに、韓国内の状況を受けて、やはり在韓米軍が撤退するまでは韓国に止まろうとかという話になってきて、日本に来ること自体立ち消えになりそうな雰囲気でした。
一家の全員の意見が一致するのはなかなか難しいのです。
そのうち、子供さんが親を心配させる事態になりました。
社会の流れに飲み込まれて行きます。
生活の為、軽く考えて、大変なことになっていくという警告です。
二世たちに血統的問題が起こると二代目王様は語られました。
物理的な、経済的な考えしか浮かばないのはかわいそうですが、天の警告を無視することと同じです。
二世たちは自分たちもわからないまま堕落世界に引き込まれて行きます。
私たちはいろんな理由で家庭連合にとどまっている方を見てどのように感じられるでしょうか?
サンクチュアリが正しいと思っていても、様々な事象から来ることができない方を見て、事情を超えてサンクチュアリに来ればよいのにと思います。
韓国に留まるのもそれと似ていると思います。
そこにいる方が都合がいいのですか?生活の為ですか?
家庭連合に留まるのは大変ですよ。そこはサタン主管の圏内ですよ。
もちろん私達全員ある意味サタン主管から完全に脱していないことはおなじです。
氏族メシアを勝利していないとしたら、サタン圏内から環境は脱していないことに変わりはありません。
しかし、国全体が滅んで行くとき、氏族メシアをやる環境でないことは明白です。国、社会が崩れて行く時(例えば戦争や内乱)、その環境で氏族、家庭を守ることは不可能でしょう。
自分の家庭、子供達の家庭、氏族を救わなければなりません。
社会、国から自分たちの家族、氏族を守らなければなりません。
話は変わりますが、日本民族は昔、大化改新と言われた頃古代の時代、韓半島の百済と深いつながりが有りました。
百済が、唐と新羅の連合軍によって滅ぼされそうになった時、百済を救おうと大軍を百済に差し向けて、ほぼ、全滅しました。
そして百済は滅び、その時起きたといわれる落花岩の悲劇を見てみましょう。
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そこに書いてあることに全てがそうかというと疑問な点もあろうかとも思いますが、多くは妥当と思います。
文鮮明師は新羅が統一したのは間違いだった、高句麗が統一すべきであったと語られたことがあると聞いています。新羅が唐と組んで百済、高句麗が滅んで韓国の歴史に大きな影を落としました。外国の勢力を利用する、すなわち国を売る余地を残しました。
高句麗は中国と接しているだけにかえって独立の気概が強かったのでしょう。
今、行われている米韓合同軍事演習の名前はウルチ・フリーダム・ガーディアンですが、そのウルチですが、そのウルチというのは高句麗の武将 乙支文徳(ウルチムンドク)の名をとっています。
この乙支文徳将軍は隋の200万(実際は113万と言われています)という大軍を打ち破るなど韓国三大英雄として知られています。(北朝鮮はこの高句麗のあった地域です。北朝鮮の激しい気質は高句麗以来の伝統でしょう。隋は高句麗を攻めて失敗し、国を滅ぼしていきました。)
百済が滅亡して多くの遺民が日本に逃れました。
そのような歴史を見ると、再び、中国(隋や唐)と結んだ本来の統一すべきでなかった北朝鮮(新羅)が韓半島を飲み込もうとする時、多くの悲劇が起こるでしょう。
そして、その中で日本に流れていく人びとが多く出るでしょう。
歴史では百済滅亡の時、落花岩の悲劇[ 百済滅亡の際、略奪、殺戮、強姦などほしいままにする新羅の軍勢の前に、貞操を守るため落花岩から百済の宮女達が錦江(白馬江)に身を投げたという伝説 ]がありました。
今、歴史が蘇るかのように韓国に危機が迫っています。
危機に鈍感であった百済のように韓国は“国”を失うでしょうか?
しかし、その時であっても百済の遺民は日本で日本の国づくりに大きな貢献をしたと言われています。
そのような歴史を見る時、天一国建設を協力して目指すべきだろうと思います。
日本で天一国は現実的にはかなり困難だろうと思います。
しかし、韓国に続いて日本も中国に飲み込まれようとする危機を超えていき、来るべき韓半島再建を将来成し遂げられるように力を合わせられるようにできたらよいと思います。
聖殿の祝福家庭特に二世たちに悲劇が起きませんように。
二代目王様の言われる血統的問題が起こらないように願っています。
逆境の事情圏内で生きる方が霊的には守られることも多いと思います。子供達のことを真剣に考えるならば、よほどの信仰条件を韓国内で立てるか、それとも逆境の中での、日本の生活を選択するかであろうと思います。
全く胸が痛い話しです。私達に都合の良いはなしを二代目王様がされるとは限りません。
晩年の文鮮明師が、弟子たちに厳しいことを話されるともう私たちは苦労してきたので、これ以上苦労したくないと文鮮明師の妻、韓氏を立てて、苦労しない道を選択しました。教訓とすべきと思います。