ミクロとマクロの交差する聖殿家庭。新年早々ですが、韓国にとどまる方々を心配します。
サンクチュアリの皆様、世界中の皆様、あけましておめでとうございます。
さまざまな諸事情でブログが書けないできましたが、少しづつまた頑張って書きたいと思います。
書くことがないということでもなく、毎日接するさまざまな情報などでこれも書きたいあれも書きたいと思うことは結構多いのですが、結局、どうしてもこれを書くということになりませんでした。
そういう中で、新年早々ではありますが、重いテーマを取り上げてみたいと思います。
前から書きたかったことで、再三、触れてはきましたが、今日は少し踏み込んでみたいと思います。
まず、韓国にとどまっておられるサンクチュアリ聖殿食口の方々のことです。
この問題にはさまざまな切り口があると思います。ですからある切り口(問題解決のやり方や問題の取り上げ方。)があり得るのでいろんな意見があるでしょう。
一昨年の訪米の際、亨進様、国進様に韓国と日本の運命について質問しました。
そのことについては以前も書きましたが、少し観点を変えてみます。国進様は韓国の運命はイエス様を十字架にかけたイスラエル民族の運命を見ればわかるとか言われました。
国を失い、民族は分裂し、世界に散り散りになって行くと語られました。
そのことに留意しながらも、同じメシヤの位置にあってもイエス様と再臨主の違いも考慮する必要があるとは思います。
つまり再臨主は地上にその勝利権を残して、霊界に行かれました。その勝利権は再び神様がメシヤを地上に送る必要がないことを明言されました。
韓国はそのような再臨主を産んだ国であり、そのような背景を持つ国である事は変わらないだろうと思います。
また韓国語は再臨主つまり真の父母の言葉であり、それは霊界に行っても天国でも使われる公用語と言われています。
そのような意味ではイスラエルと韓国は明確に違うと言えます。
しかし、実際に摂理を進める上では歴史と伝統と言語だけが決定的な運命を決めるものではないことも明白です。
再臨主の勝利権の全てを完全に相続されたのは亨進様、すなわち二代王です。
再臨主と同じ立場に立った二代王を韓国からアメリカに追放したのが、韓氏オモニであり、幹部達であり、韓国です。
その結果として摂理の中心国家が韓国からアメリカに移りました。韓氏オモニに追随した日本も同じ立場です。
そして韓国が消える(つまり自由な国から中国といった共産主義の支配下に落ちる)確率は95%以上とされました。
その時、日本は50%、つまり五分五分と言われました。
今年、韓国は文在寅政権となり、さらに危ういものとなりましたが、日本は安倍さんトランプ大統領と一心同体となっているのでかなり、安全な立ち位置に今はなってきています。
その安倍首相を日本国民は支持しています。
もちろんこれも絶対的なものではなく、前よりはよくなりつつあるというものでしょう。
このような状況に韓国の聖殿食口は真の意味では対応ができてていないのではないか?と危惧しています。
自由の責任において、韓国にとどまり、韓国を耀せる事は本当に難しい事であると思います。
その苦労と奮闘は二代王も評価される事とは思いますが、また神様の祖国であることへの思い入れがあるかもしれませんが、危険もまた大きいと私は考えています。
二代王はすでに韓国聖殿の食口にも警告を与えておられます。
その警告があるにもかかわらず、自由と責任において韓国にとどまることを「自由のもとに選択されれば、責任が降りかかります。
たとえにあげるのにふさわしいかどうかはわかりませんが、かつての文鮮明師のダンベリー刑務所での冤罪事件を思い起こします。
アメリカは国家の意思として文鮮明師をアメリカから追放しようとしました。
もし、文鮮明師が裁判の結果を受けてアメリカに帰国しなかったならば、収監される必要はありませんでした。
しかし、文鮮明師はアメリカに入国し、牢獄に入ることを選択されました。
これにアメリカ政府は驚愕しました。60いくつも過ぎた老人が、アメリカ以外に祖国である韓国はもちろん、(アメリカでの摂理失敗のために準備されていた)ブラジルも含めて世界中に基盤を持っていた文鮮明師が牢獄に入るためアメリカに再入国する事は想定外でした。
文鮮明師は70年代から十年以上にわたってアメリカに活動を集中させて多くの日本人を送り、アメリカでの復興、リバイバルに没頭されました。
それはアメリカ、特に白人支配層にとってはプライドに関わることでした。
文師はフリーセックスや同性愛、麻薬などによって淪落の道を行くアメリカを救うために天命を受けてアメリカに来たと大集会を開いて行かれました。アメリカは火事にあっているので、火事を消すための消防士ときたのだと説教されました。
多くのアメリカ人が、文師に従い、ムーニーと呼ばれ、地位、名誉、財産に目もくれず、活動に献身しました。
アメリカ人のプライドが傷つきました。
アメリカを救うために来た人、ましてや再臨主を罪びとと扱ったアメリカは事実上アメリカから文師を追放しました。
しかし、それではアメリカが滅んでしまう、アメリカの罪を私が背負うと言われてダンベリー刑務所に入られました。刑務所ではさまざまな嫌がらせを受けらけましたが、心配する弟子の神山先生に対して、こういう立場、このような目にあうために私はここに来たんだよ。わかっていたことだよ、だから心配するな。お母様(韓氏オモニ)には心配するから言うんじゃないよ。と言われたのです。
それは文師を憎むテロリスト達が狙う中で過ごす危険な刑務所暮らしでした。
アメリカに何億、何十億ドルも投入してきたのに立った数百ドルの税金逃れをする必要もないのに、形式的な、ミスを突っつくような罪状のため、陪審員に対する印象操作で有罪とされました。
そして獄中に入られた文師の解放運動が全米で繰り広げられました。
私たちも文師の弟子達ですので、韓国を救うための愛国運動を十分理解できます。
しかし、結果の責任を負う必要があります。サタンは文師一人を犠牲にしたのではありません。文師の家庭に襲いかかりました。
ダンベリー収監前後には家庭を持たれていたご長男の孝進様の家庭は最初は素晴らしい早朝祈祷会や信仰生活を送っておられました。
やがて麻薬社会の若者たちを救おうとされて、逆に麻薬に溺れ、自ら矯正施設に行かざるを得ませんでした。さまざまな問題が起こり、離婚され、家庭は引き裂かれました。
長女のご家庭も同様に最終的に離婚となりました。
文師がもしアメリカを捨てられていたらこうはならなかったと私は確信しています。
韓国にとどまり、愛国的に生きようとされている方々!
このようになっても何の後悔もなく、文鮮明先生が行かれた同じ道を感謝して歩んでくださいますか!?
二代王の亨進様は逆さ十字架の道を行く覚悟が必要です。あなた方の子供達、二世達に血統問題が起こると言われました。
亨進様は皆様が行かれるかもしれない苦難の道を御心配しておられるのではないですか?
それはご自身の家庭に降りかかってきた生々しく体験してこられた十字架の道です。
ある意味、ペテロの逆さ十字架以上の道ではないでしょうか?
その場合、サタンが狙うのはどうでも良いとサタンがする家庭ではなく、この家庭を狙えば、神様の側に甚大な被害が及ぶであろうより天側の家庭を狙うことでしょう。
サンクチュアリでは良い意味でも反対により悪い意味でも、ミクロとマクロ強く結びついています。
つまり、国家的運命や国家的十字架と深く結びついているのです。
それを背負って立つにはそれでも家庭を守れるのかということが問われます。