分裂はサタンの思うつぼ?家庭連合の霊的、知的怠慢。
家庭連合にとどまっている方々からのよく聞く意見に次のようなものがあります。
「お母様と御子女様が親子喧嘩をしていて、それがあまりにひどいので、どちらにもつきたくない。でも自分も親なので子供が親に反逆しているのは良くないだろうと思う。」
男性からはどっちもどっちという意見も多く、女性からは私も母親だからお母様の気持ちが分かる、という話も聞きます。
「分裂させるのがサタンのやり方。力をあわせるのが神様のやり方」といった単純な言葉も耳にします。
いずれにせよ知的なレべルに問題があります。「平和、平和」とさけんでいれば平和勢力であり、平和が実現すると考える左翼にやられるヒューマニスト(人道主義者)に似ています。彼らの運命は最終的には左翼全体主義にやられてしまいます。
平和な世界を実現するためには様々な手段や努力が必要なことを理解しようとしない面があります。
要は臭い物に蓋をする都合の悪いことを考えようとしない知的に怠慢な姿勢です。そのような知的な怠慢は信仰生活にとっても大きな障害となります。
たとえば、自己否定やサタン分立といったみ言葉を知らず知らず、誤って用いて自分自身や他人の神様が愛している、愛してきたことまでも否定してしまい、自己主管に失敗して、かえってサタン侵入を許してしまう方々も多いのです。
家庭連合はそれを利用してきました。誰かに判断を委ねることで自己再創造の能力を失う愚を冒すべきではありません。
特にリーダーを目指す人はそのことをよく自覚して苦しくても、祈り、本心が現れることを求めて、もがきながら、葛藤する信仰生活をすべきです。
サタンに打ち勝って全てに勝利されたのは真のお父様のみであり、地上の代身者は二代目王様です。
祈りによって真のお父様と通じることは可能です。そのようにしてサンクュアリに来た食口は多いし、今もそうです。
そして自分もそうならば、そのようにしてサンクュアリにきている兄弟姉妹もまた尊いのです。お父様の愛を実感する関係性を兄弟姉妹の間にも築くことが大切でしょう。 本心を常に研ぎ澄ませてサタンの侵入を許さず、また導きたい方の本心を呼び起こしてあげましょう。
私達は自己を主管し、再創造していかねばなりません。それは避けて通ることのできないまず最初の産みの苦しみです。