ttkzkn1610のブログ

今後ますます混乱し、崩壊の危機が迫る統一教会に対して快刀乱麻、収拾を目指します。本来の姿に再生させるには、自由闊達な議論のもと、各人の主体的判断による後継者の選択と真のメシア観の確立が最重要課題と確信しています。

文在寅政権を「支持率独裁 」と批判しながら、現実を直視できない朝鮮日報。

文在寅大統領の支持率が以前高いところにとどまっています。

8割前後を保っているようです。

分断の世界など、どこにもないようです。

しかし、これは単に国民に中身のない期待を持たせて、その不安と分断をもたらす矛盾を覆い隠しているだけです。

一番大切な安全保障上のことで言えば、前回の記事で、アメリカと北朝鮮のやりとりで最後に出てくることは米朝の交渉での在韓米軍の撤退にかかってきます。そのカードを北が切ってきます。

その時交渉成立しないならば、北のミサイルはさらに充実し、最後は潜水艦からのICBMが実戦配備となるでしょう。

アメリカ本土近海からの発射はアメリカは耐えられないでしょう。

あくまでも韓国が北との開戦に反対すれば、アメリカは北朝鮮との直接交渉をまとめるしかありません。

その時、韓国が反対する内容であっても「韓国抜き」でも交渉はされるでしょう。

北朝鮮の真の目的が韓半島の統一であれば、その方向での交渉をするしかありません。

もちろん文在寅は反対のポーズはするでしょうが、ほかに方法はないと国民を説得するでしょう。

国民はそのような先が見えないので、たた、楽観的に文在寅に期待しています。

その支持は最後は崩壊し、国民は分裂するでしょう。

朝鮮日報からの引用です。


〜引用開始〜


【コラム】「支持率独裁」まっしぐらの文在寅政権

2017/08/27 05:05


 「主権は国民にあり、あらゆる権力は国民から出る。」 憲法第1条第2項の条文から抜け出して生活の中に入ってきたのは映画『弁護人』の時からだろう。

映画館でだけで1100万人を超える人々が俳優ソン・ガンホ演じる弁護士、いや、そのモデルとなった青年弁護士時代の盧武鉉(ノ・ムヒョン)氏(後の大統領)の絶叫する姿を見た。

文在寅(ムン・ジェイン)もこれを見てハンカチを手に涙をぬぐい、2009年の盧武鉉元大統領死去後、胸に何度も刻みつけてきたことだろう。


 この「国民主権」は文在寅政権の政治戦略文書第1号とも言える国政諮問委員会の報告書「100大課題」で最初に挙げられている。

報告書では「国民」を新たに定義する文言が目を引いた。


「主権者国民は『自分自身』の代表となり得なかった既存政治の限界を超え、国民一人一人が権力の生成と過程に直接関与し決定する新たな国民の出現だ」というのだ。


 文大統領は17日の就任100日目を記念する会見で、「真の国民主権の時代が始まったという確信を持つに至った」と述べた。

その二日前の光復節(日本による植民地支配からの解放記念日)のあいさつでも「ろうそく(デモによる)革命で国民主権の時代が開かれた」と言った。


三日後の国民報告大会という行事では、ついに「直接民主主義」とまで言った。「国民は間接民主主義では満足できない」「直接ろうそくを手に政治的意思表示をして、ネットのコメントを通じて直接提供するなどの直接民主主義を国民が求めている」と述べた。

直接民主主義は根拠もなく生まれたのではない。

 文大統領が言う「国民主権時代の幕開け」とは、単にある抽象的概念を明らかにする程度を超えている。

文在寅政権における第1の作動原理と言える物だ。

国民、正確には人民(People)の名で国家と社会が回る原理を丸ごと変えようということだ。

その真の裏には派閥政治による国会や帝王のような大法院(最高裁判所)長官が支配する裁判所、陸士中心の軍、米国中心の外交ラインがある。 財閥や官僚中心の経済ももちろんそうだ。これが文大統領の考え方だ。

 

文在寅式政治を作動させる後ろ盾はやはり支持率だ。おととい発表された世論調査機関「リアルメーター」の平日世論調査で、文大統領の支持率は前週に比べ2ポイント以上アップした。

(中略)


「ヘリコプター福祉(ばらまき福祉)」や脱原発については専門家の70-80%が反対だ。それでも支持率ははね上がっている。

 記者は、文大統領の支持率はすぐには下がらないと考えている。周囲のいろいろな人々と会話して得た結論だ。多くの人が「問題が多いということは知っている。不安な部分もたくさんある。だが、少なくとも1-2年はこのまま行かなければ」と言っていた。今、この国には、中産層から押し出されていると考える中産層が広く存在している。

不動産や株式という資産市場競争で勝利したごく少数を除く、絶対多数の人々だ。米国のジャーナリスト、ジョン・ジュディス氏が「全世界に衝撃をもたらしたポピュリズムの背後には『急進的中産層がいる』と言ったことを考えると、こうしたことは韓国だけではなさそうだ。

文在寅政権はこうした抵抗的・転覆的エネルギーを権力の基盤にして賢く利用している。

国民はその道を進むべきだと拍手しているのだ。


 文大統領は今や「国民」を前面に押し出した「帝王のような大統領」になった。

均衡予算という数十年来の国家財政規律を破ろうと試み、企業に対しては料金を下げろと公に圧力を加えている。人事も破格の連続だ。公営放送に対する公の批判もためらわない。今後、さらに衝撃的な出来事もあるだろう。野党はこれをけん制する能力や名分の再生に成功できていない。


「支持率独裁」と言っても過言ではない状況へと向かっている。この実験的国政運営が成功するよう望んでいる。問題は、それが間違いだった時、果たして収拾が可能なのかどうかだ。数年後が心配だ。

辛貞録(シン・ジョンロク)論説委員


〜引用おわり〜


朝鮮日報もかなり否定的に韓国の直接民主主義的政治.の「国民主権」を見ています。

しかし、どの程度それが成功すると見ているのか不明です。経済政策も専門家は7.8割が反対していることを指摘するだけです。

本音は、失敗すると見ているのでしょうが、やはり、文在寅大統領の支持率の高さに完全に腰が引けています。

「支持率 独裁」などと吠えていますが、「もし間違いだったらどうするのだろうか」と距離を離れたところで吠えているだけで噛み付く勇気はないようです。

文在寅の国民支持の高さにビビっています。

韓国パッシング( 韓国排除 )を閣僚も言い始めました。それの意味するものは?

韓国の保守系新聞の朝鮮日報の社説でついに、韓国閣僚から、韓国排除(パッシング)という言葉が出るようになったという報道がされました。

その意味はアメリカと北朝鮮が話し合いをして、やがて北朝鮮の戦略が成功することをはっきりと指摘しています。


〜引用開始〜


社説】韓国政府閣僚の口から出た「コリア・パッシング」 

2017/08/25 10:22


 韓国統一部(省に相当)の趙明均(チョ・ミョンギュン)長官は23日に行った講演で「北朝鮮が近く核兵器開発を終え完成段階に至れば『ゲームチェンジ』あるいは『コリア・パッシング(韓国排除)』が本当に起こるかもしれない」と述べた。

北朝鮮が核ミサイルを完成させることで状況が完全に変わり、その結果、米国と北朝鮮が直接取引を行う状況になりかねないという意味だ。

韓国の政界や米国国内など一部で指摘されてきた懸念が、昨日になってついに韓国政府閣僚の口から直接出始めたのだ。


 実際の状況を見ても趙長官の言葉通り事態は進んでいる。北朝鮮は小型化した核兵器を搭載できるさまざまなミサイルを今も開発しており、米本土の攻撃も可能な大陸間弾道ミサイル(ICBM)の完成も目前に迫っている。

金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の北朝鮮を核保有国として認めさせるという目標は一度もぶれたことがなく、今後もそれは変わらないだろう。

韓国政府の反対で米国が軍事行動に踏み切る可能性も事実上なくなってしまったため、金正恩氏にとってはもはや障害は何もなくなった。

北朝鮮に対する国連制裁などもそれが発表される時は「過去最高レベル」といつも言われるが、それでも短期的な効果は期待できない。

一方で北朝鮮とロシアとの貿易規模は昨年に比べて72%増えた。こちらの穴をふさげばあちらの穴が開くという状況だ。

 趙長官は「可能な平和的手段は全て動員し、最悪の状況にだけはならないようにしたい」と述べたが、それが可能とは趙長官自身も考えていないだろう。

結局20年以上にわたり続いてきた北朝鮮の核問題は、北朝鮮にとって「成功」という結果に帰結する可能性が高い。


その次の段階がどうなるかは今のところ予測もできない。北朝鮮は政治面、軍事面の双方において韓国を交渉相手として認めたことはない。

また近く米国は事実上北朝鮮の核廃棄を諦め、ICBMだけでも阻止しようと動きだすだろうし、これに北朝鮮は莫大(ばくだい)な見返りを要求するだろう。


その見返りが何であれ、大韓民国国民がそれによって安全を確保できるとは考えられない。

最善のシナリオであっても、結局国民は金正恩氏が持つ核兵器の人質として生きていくしかない。米朝間によるこのような話し合いに韓国が口を挟む余地もないはずだ。


 文在寅(ムン・ジェイン)大統領は23日、統一部の業務報告を受ける際「南北関係は膠着(こうちゃく)状態にあるが、春は必ずやって来る」と述べた。

文大統領が考える「春」が「北朝鮮の核開発凍結と無意味な追加交渉」あるいは「事実上の核兵器認定」などを意味するものであれば、その春が実現する可能性は高いだろう。

それによって大韓民国が安全保障面で払うべき深刻な代償も「平和」「南北対話」「和解」などの言葉で飾られるだけだ。


そのような形で一時的に現実から顔を背けることはできて、「核兵器の人質」という韓国が置かれた本質的立場は現実として何も変わらない。何か特別な変化がない限り、この状況は5年以内には現実となるだろう。



朝鮮日報/朝鮮日報日本語版


〜引用おわり〜


この記事の中で次のような文章が出てきます。抜き書きをします。


「結局20年以上にわたり続いてきた北朝鮮の核問題は、北朝鮮にとって「成功」という結果に帰結する可能性が高い。

その次の段階がどうなるかは今のところ予測もできない。北朝鮮は政治面、軍事面の双方において韓国を交渉相手として認めたことはない。

また近く米国は事実上北朝鮮の核廃棄を諦め、ICBMだけでも阻止しようと動きだすだろうし、これに北朝鮮は莫大(ばくだい)な見返りを要求するだろう。」

この文章の中で北朝鮮は「北朝鮮は莫大な見返りを要求するだろう。」 「その見返りが何であれ、大韓民国国民がそれによって安全を確保できるとは考えられない。」

とあります。記事の中では「莫大な見返り」の中身は触れていません。

触れる勇気はないのでしょう。しかし、在韓米軍の撤退も含む到底保守派には受け入れられない内容でしょう。

アメリカ・ファーストを掲げるトランプが交渉すれば、アメリカへの脅威が、取り払われれば、了承する可能性があります。

なぜなら受け入れなければ、さらに核開発が進み、さらに脅威が増してくることになるからです。

日本はどうするかというと日本に届く中距離核を廃棄させれば、世論はオーケーとなるかもしれません。

すると、韓国に届くスカッドミサイルなどが残されることになります。もちろん核搭載可能です。日本はもはや韓国のためにアメリカを説得することはあまり期待できないでしょう。韓日分断は次第に大きくなりつつあります。

「その見返りが何であれ、大韓民国国民がそれによって安全を確保できるとは考えられない。 最善のシナリオであっても、結局国民は金正恩氏が持つ核兵器の人質として生きていくしかない。米朝間によるこのような話し合いに韓国が口を挟む余地もないはずだ。」

文在寅は国民に期待を与えています。そうしている間に、「そのような形で一時的に現実から顔を背けることはできて、「核兵器の人質」という韓国が置かれた本質的立場は現実として何も変わらない。」のです。

北朝鮮がアメリカに届くICBMが実戦配備が完了すれば、ゲームチェンジ(局面転換)します。直接アメリカは北との交渉に応じるざるを得ません。

アメリカは北のICBMの脅威をなくす代わりに大きな見返り(在韓米軍の撤退)を与える可能性が高いのです。朝鮮日報も日本の評論家と同じく、そのことを明確に口にしません。

自分たちへの攻撃を恐れるから曖昧に言います。

韓国が、北朝鮮の核及び通常兵力の前に屈するしかないその将来を語る勇気はありません。

今は百済滅亡の悲劇が思い出されます。落花岩での悲劇が、弱い者達が犠牲になります。

私の知人の日韓家庭の方は四月の危機の際、日本に移動するはずでしたが、あまりに急で、失いそうなものが多く、準備してくることになりました。

三ヶ月くらいでこれるか、半年かかるかなとか言っているうちに、韓国内の状況を受けて、やはり在韓米軍が撤退するまでは韓国に止まろうとかという話になってきて、日本に来ること自体立ち消えになりそうな雰囲気でした。

一家の全員の意見が一致するのはなかなか難しいのです。

そのうち、子供さんが親を心配させる事態になりました。

社会の流れに飲み込まれて行きます。

生活の為、軽く考えて、大変なことになっていくという警告です。

二世たちに血統的問題が起こると二代目王様は語られました。

物理的な、経済的な考えしか浮かばないのはかわいそうですが、天の警告を無視することと同じです。

二世たちは自分たちもわからないまま堕落世界に引き込まれて行きます。

私たちはいろんな理由で家庭連合にとどまっている方を見てどのように感じられるでしょうか?

サンクチュアリが正しいと思っていても、様々な事象から来ることができない方を見て、事情を超えてサンクチュアリに来ればよいのにと思います。

韓国に留まるのもそれと似ていると思います。

そこにいる方が都合がいいのですか?生活の為ですか?

家庭連合に留まるのは大変ですよ。そこはサタン主管の圏内ですよ。

もちろん私達全員ある意味サタン主管から完全に脱していないことはおなじです。

氏族メシアを勝利していないとしたら、サタン圏内から環境は脱していないことに変わりはありません。

しかし、国全体が滅んで行くとき、氏族メシアをやる環境でないことは明白です。国、社会が崩れて行く時(例えば戦争や内乱)、その環境で氏族、家庭を守ることは不可能でしょう。

自分の家庭、子供達の家庭、氏族を救わなければなりません。

社会、国から自分たちの家族、氏族を守らなければなりません。

話は変わりますが、日本民族は昔、大化改新と言われた頃古代の時代、韓半島の百済と深いつながりが有りました。

百済が、唐と新羅の連合軍によって滅ぼされそうになった時、百済を救おうと大軍を百済に差し向けて、ほぼ、全滅しました。

そして百済は滅び、その時起きたといわれる落花岩の悲劇を見てみましょう。


http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-2931.html?sp


そこに書いてあることに全てがそうかというと疑問な点もあろうかとも思いますが、多くは妥当と思います。

文鮮明師は新羅が統一したのは間違いだった、高句麗が統一すべきであったと語られたことがあると聞いています。新羅が唐と組んで百済、高句麗が滅んで韓国の歴史に大きな影を落としました。外国の勢力を利用する、すなわち国を売る余地を残しました。

高句麗は中国と接しているだけにかえって独立の気概が強かったのでしょう。

今、行われている米韓合同軍事演習の名前はウルチ・フリーダム・ガーディアンですが、そのウルチですが、そのウルチというのは高句麗の武将 乙支文徳(ウルチムンドク)の名をとっています。

この乙支文徳将軍は隋の200万(実際は113万と言われています)という大軍を打ち破るなど韓国三大英雄として知られています。(北朝鮮はこの高句麗のあった地域です。北朝鮮の激しい気質は高句麗以来の伝統でしょう。隋は高句麗を攻めて失敗し、国を滅ぼしていきました。)

百済が滅亡して多くの遺民が日本に逃れました。

そのような歴史を見ると、再び、中国(隋や唐)と結んだ本来の統一すべきでなかった北朝鮮(新羅)が韓半島を飲み込もうとする時、多くの悲劇が起こるでしょう。

そして、その中で日本に流れていく人びとが多く出るでしょう。

歴史では百済滅亡の時、落花岩の悲劇[ 百済滅亡の際、略奪、殺戮、強姦などほしいままにする新羅の軍勢の前に、貞操を守るため落花岩から百済の宮女達が錦江(白馬江)に身を投げたという伝説 ]がありました。

今、歴史が蘇るかのように韓国に危機が迫っています。

危機に鈍感であった百済のように韓国は“国”を失うでしょうか?

しかし、その時であっても百済の遺民は日本で日本の国づくりに大きな貢献をしたと言われています。

そのような歴史を見る時、天一国建設を協力して目指すべきだろうと思います。

日本で天一国は現実的にはかなり困難だろうと思います。

しかし、韓国に続いて日本も中国に飲み込まれようとする危機を超えていき、来るべき韓半島再建を将来成し遂げられるように力を合わせられるようにできたらよいと思います。

聖殿の祝福家庭特に二世たちに悲劇が起きませんように。

二代目王様の言われる血統的問題が起こらないように願っています。

逆境の事情圏内で生きる方が霊的には守られることも多いと思います。子供達のことを真剣に考えるならば、よほどの信仰条件を韓国内で立てるか、それとも逆境の中での、日本の生活を選択するかであろうと思います。

全く胸が痛い話しです。私達に都合の良いはなしを二代目王様がされるとは限りません。

晩年の文鮮明師が、弟子たちに厳しいことを話されるともう私たちは苦労してきたので、これ以上苦労したくないと文鮮明師の妻、韓氏を立てて、苦労しない道を選択しました。教訓とすべきと思います。