安倍政権継続の流れ、さらに次の戦いに準備せよ。
選挙戦に突入して序盤戦の戦いから選挙の予想が、新聞各紙から発表されました。
全く政治とは一寸先は闇です。小池人気にあやかろうとして、民進党から、希望の党に乗り移ろうとする多くの旧民進党議員が討ち死にしそうです。
当初は政権選択選挙と呼びかけて、過半数の議席を獲得する意向で、なんとか過半数の候補者の名前を揃えましたが、本気で当選しようとする候補者は二百人いるかどうかという現実です。
さらにそのうち当選が予想されるのは半分に満たない結果となるというのが、新聞各紙の世論調査をもとにする予想です。
現在での予想をまとめると
自民党は改選議席に達しないまでも、261の絶対安定多数を単独で超えそうな勢いであり、与党の公明党も35議席程度を確保しそうです。
与党で300議席に迫り、さらに超えそうな感じの予想になっています。
すると与党全体で465議席の全議席の三分のニである310議席に届く気配が出てきました。
これで選挙後、広い意味で改憲を許容する勢力は自民党、日本維新の会、公明党、希望の党ですから、八割を超える勢力となります。
選挙後、多少自民党の議席が減ったとしても拳法改正の機運がたかまり、現実味が出てきました。
各紙の情報をもとに現状での予想議席をしてみると、
自民党 ー 250〜290
公明党 ー 30〜35
希望の党 ー 55〜75
立憲民主党 ー 35〜45
共産党 ー 15〜20
日本維新の会 ー 10〜15
その他.無所属 ー25〜35
以前予測したところから大幅に希望の党が失速したようです。120プラスマイナス30と予測していましたから半分くらい減っています。減った分60くらいのうち20くらいが自民党に流れ、40くらいが、新しくできた立憲民主党に流れたようです。
まだ、選挙戦は始まったばかりなので、あと10日程の戦いでまだ流動的ですが、政権交代も安倍首相の退陣も起きそうもなく、選挙後は安倍内閣は信念を持って内外の政局に対応することが可能でしょう。
国民も日本新党の時の混乱や、民主党政権下の失敗を糧として、希望の党の政策の薄っぺらなところや、ムードに流されることの懸念を感じたのが、この流れになっています。
また経済も少しづつではあっても好転しているので、与党への風向きにプラスになっています。今日の日経平均株価は21年ぶりの21000円台を回復しました。
ですが、何と言っても切迫する北朝鮮問題をはじめとする国際問題、安全保障の問題がある中で、安倍首相のこれまでの実績が評価されているし、対米関係その他の手腕がこれからも発揮されることが期待されていることに他ならないと思います。
しかし、これまでの経緯をみても、一寸先は闇ですから、最後まで気を緩めることはできません。
細心の注意が必要です。誰かの失敗(政権幹部や、大臣などの失言やらスキャンダル)があれば一気に流れが傾くこともあります。
トランプ大統領を祈るとともに、日本と韓国のために祈らなければならないと思います。
韓国もますます厳しい状況です。
これから韓国はもちろんですが、日本も厳しい状況が待ち受けています。国民は安倍首相を再び選択することになりそうですが、文在寅の策謀により、韓国が北朝鮮に飲み込まれ、在韓米軍の撤退が現実味を帯びる可能性が出てきました。
橋下徹氏も日本の核武装を議論すべき時が来たと言っていますが、そのような深刻な状況が迫っています。