ttkzkn1610のブログ

今後ますます混乱し、崩壊の危機が迫る統一教会に対して快刀乱麻、収拾を目指します。本来の姿に再生させるには、自由闊達な議論のもと、各人の主体的判断による後継者の選択と真のメシア観の確立が最重要課題と確信しています。

「鉄の杖」完成期の祝福と生命の書入籍と天一国、そして天国の建設。

二代王が今回の件の完成期の祝福、生命の書入籍祝福に際して王冠と鉄の杖が必要とされている事に関して様々な議論があるようです。

その議論の中で天国と天一国との中身の違いを整理できず、混同されているように感じます。

まず天国はまだ地上にも霊界にも現実には存在しないのです。

天国がたとえあったとしてもあるいは天国を神様と真の父母様の恩恵によって作られたとしも天国に入る資格のある方は真のお父様しかおられないことは生前のみことばでは確認することができるでしょう。

今回の完成期の祝福を受けて、その蘇生級とか長生級とか言ったとしてもそれで天国にいけるのではありません。

それでは完成期の完成級の祝福は二代王のみ言葉では実体的に天一国ができた時、その国に入籍する時、行われるとあります。

ここで混同すべきでないのは天一国と天国とは違うということです。

むしろ天一国に入籍することは私たちが天国に入るための必須条件であって、十分条件ではありません。つまり天一国入籍は絶対にしなければなりませんが、天一国に入籍したとしてもそれで天国に必ずいけるわけではありません。

天一国に入籍したとしても個人として完成し、家庭を完成し、氏族メシアの勝利の認定を受けなければなりません。

真の愛を完全に相続したものでなければ天国に入ることはできません。

祝福を受ければ天国に行くことが決定したわけではないのと同じです。

そのことは完成期の祝福であれ、完成期の完成級の祝福であれ同じはずです。

完成期の完成級の祝福は天一国ができた時になされるとありますが、それは天国ではなく天一国です。

天一国に入籍したとしても真の愛を完成することなく天国に行くことが決定したと考えるのはそもそも詐欺師的なのではないかと思います。

天一国は真の父母様と三代王権そしてその後継者に侍る王国であってその中で天国ができていくと考えるのが妥当であると思います。

それではどれくらい経てば天国はできるのでしょうか?

それはわかりませんが、キリスト教でいう千年王国が天一国であるわけですから、かなりの期間が必要と考えられます。

現実的には私たちはそのことを深刻に考える必要があります。

そのように書くと悲観的な考えになる方もおられると思いますが、準備しないで実現されることはありませんので、しっかりと心構えを持つべきです。そうすれば短時間で天国が実現することは可能です。

モーセのカナン復帰の道がペリシテ人の道を行けば21日間で行くことができたのに、実際には40年もそれ以上かかりました。

「鉄の杖」の躓き(つまずき)方を見るとなかなかこの先も大変な道が予想されるのかもしれないと危惧しています。


二代王の「詐欺野郎」という言葉はそれなりに深刻な王様の気持ちの表れだろうと思います。


もう一度整理してみましょう。真の愛の勝利者が天国に行くのです。その象徴的訓練が教会生活です。形象的な訓練が家庭生活です。実体的訓練の完成が氏族メシアの勝利です。

そして真の愛を体恤します。


その真の愛の完全な体恤者は真のお父様です。

私たちはすべての段階でアベルカインを勝利してメシアを迎える基台を完成してメシアの勝利すなわち真の愛を相続しなければなりません。

ヤコブとエソウは勝利しましたが、神様はメシアをすぐに送ることができませんでした。それはサタン側が家庭レベルではなく、民族的、国家的レベルになっていたから、もしメシアを送ったとしても国家的権力によって生命を奪われてしまうからです。


このことをよく考えなければなりません。実際のところイエス様はローマの手によって(事実上はユダヤ民族によって)殺害されました。

私たちは二代王の深刻な立場を理解しなければなりません。真のお父様は完全にサタン屈服の道を勝利されたのでサタンが侵入できません。

ですから興進様が代わりに犠牲になられました。今は真のお父様ももはや霊界に行かれました。


サタンは当然二代王の生命を狙っているのです。もちろん国進様が完全な勝利をしておられるので簡単にサタンは攻撃できませんが、マクロの指導者のトランプを狙います。

また、真の家庭やその子女様を狙い、二世、三世を狙い、祝福家庭を狙うのです。

そのことに責任がある真のお父様の深刻な立場を理解しなければなりません。

私たちが真の愛を完成する前にサタンにやられれば、どうするのか、そしてそれを防ぐために深刻な立場に立っておられるのです。

真の父母様に完全に生命を捧げておられる二代王は私たちに対しても完全に責任を果たそうとされておられるのです。

私たちも生命を捧げてお守りしなければなりません。


法律の範囲内ですが、鉄の杖を持てと言われれば、当然そうすべきなのです。


そして鉄の杖を持つだけでも不充分なのです。


国家を持たなければその国民を守ることができないのです。

天一国は王様を守り、それに侍りながら、国民自身を守るためにあるのです。

ですから平和軍と平和警察が必要なのです。

天国を築こうとする国民、市民を守るために必要なのです。

それがわからないとはなぜだ!ということだと思います。

そのような責任を果たさないで天国に行こうというのは詐欺師が天国に行こうとするものだとおっしゃっているのです。

詐欺師とは人を騙して自分の利益のために利用しようとするも者です。この場合の詐欺師とは合法か非合法がではなく、天法に引っかかるというものです。

それはなぜか?サタンが狙っているのです。


私たちが憎くて言われているのではありません。

逆に貴重な立場であればあるほど引っかかりやすいのです。

真の忠臣の不順は王を窮地に追い詰め、真の弟子の裏切りは恩師の胸を貫き、真の息子の反逆は親の心を蹂躙します。


天国を築こうとする者が、つまり三代王権と聖殿祝福家庭達が殺されることがあってはならないのです。

そして天一国という具体的国家が必要なのです。

そこで真の愛の勝利者が天国に行くのです。

天一国はできてしまえば誰でも入籍することができるのです。

そんな馬鹿な!私たちが苦労してやっとできたものが、何一つ条件もないものが来たければ誰でも入れると言うのか?

犯罪者であっても麻薬をやっていても入れると言うのか?

そのようなものに対しても真の愛を与えるというのか?

そうなのです。

それが神様の心情です。すべての人に与えてあげたいのが神様の心情です。

その心が分からず殺しに来る者が現れれば悲劇です。

ですから天一国でももちろん武器は所有し、使用できなければなりません。

そして犯罪者のような者でも段階はあっても天国に連れて行ってやりたいとするのが神様の愛です。

サタンを屈服する完成実体を作るところが天一国なのです。


とりあえず、整理しきれていませんが、摂理に間に合うように議論の糧となればと思い、書きました。

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